活用事例

株式会社GSTV様 テロップ / 素材管理システム

テロップ送出サーバーVWS-1000と素材管理システムMediaConciergeを連携

メディアアーカイブにはLTOサーバーLTS-60を活用

株式会社GSTV TV制作部次長 渡邊茂久様
「通常の放送局に比べて少ない番組スタッフで放送しており、特殊な使用方法になっています。朋栄さんには、こうした特殊なケースにもしっかり対応いただき満足しています。」

株式会社朋栄は、宝石専門チャンネル『ジュエリー☆GSTV』を運営する株式会社GSTV様に、テロップ送出サーバーVWS-1000を納入いたしました。
すでにご活用いただいている素材管理/送出用にMediaConcierge®、メディアアーカイブにLTS-60と組み合わせ、2018年4月から運用を開始。効率的なテロップ運用を実現しています。

原石の買付けから企画製造、販売までを行う株式会社GSTV様は、朝8時から深夜2時までの生放送と、深夜2時から朝8時までのリピート放送による24時間放送を行なっています。

TV制作部次長の渡邊茂久様は、VWS-1000とMediaConciergeとを組み合わせた狙いについて、「番組情報に合わせて、必要な商品情報と商品映像が時系列に並ぶようにして、テロップ運用を効率化することが最大の目的でした」と話しました。

L字テロップ運用に活躍するVWS-1000

VWS-1000はL字テロップに活用

VWS-1000は、販売中の商品情報、購入受付の電話番号、お問い合わせ混雑状況、受付残り時間、番組名などが表示されるL字テロップの制作/送出用に導入されました。

「テレビ通販番組であり、生放送でもあるため、CG情報の間違いは許されません。VWSシリーズの安定動作の実績から、VWS-1000の導入を決めました。」(渡邊様)

番組企画がまとまり、番組中に取り扱う商品が決まると、番組情報ファイルが作られます。このファイルを元に、MediaConcierge上で必要なテロップが自動的に検索され、ワンタッチで送出可能な素材リストとして表示されるようにしています。

「生放送なので、放送中の販売状況を見ながら、当初の予定にはない商品を紹介するケースもあります。制作チームが制作した差し替え用データを使用したり、MediaConciergeにはオンエア可能な商品映像は全て残してあるので、番組データを検索して必要なデータを読み込んで使用します。MediaConciergeとの連携により、番組予定にはない素材が必要な場合でも操作がしやすくなりました。」(渡邊様)

素材送出利用も行うMediaConcierge

番組利用の商品映像はMediaConciergeで管理
LTS-60でアーカイブ

GSTV様は、ジュエリーのショッピングチャンネルの番組制作のほか、番組中に使用されるジュエリーの商品映像も自社内で制作しています。MediaConciergeは、この商品映像の素材管理と同時に、映像送出も担っているのが特長です。

「手に持つ商品1つ1つに合わせて最適な照明 にすることはできません。そのため、商品紹介時のインサート映像などは、商品に合わせた照明で別に撮影しています。MediaConciergeと編集機をネットワーク接続し、完パケを直接MediaConciergeに登録しています。番組情報に基づき、MediaConciergeが使用する商品映像やテロップが送出順に一覧表示されますので、あとはタッチパネルで再生操作をするだけで、必要な映像やテロップが流れます。検索ミスや操作ミスも少なくなりました。」(渡邊様)

貴重なロケ素材はLTOアーカイブ

番組情報から商品情報や映像がリスト化
タッチパネルでワンタッチ送出

商品映像のアーカイブや、ロケ素材の保存用にはLTOサーバーLTS-60を活用しています。

「途上国での撮影が中心となるジュエリー関連のロケは、採石地や加工場所が政府管轄のケースもあり、大変貴重な映像です。これを確実に長期間保存するために導入しました。再び訪れることができないロケ地で撮影したテープ素材はすでにLTO保存に変更しました。VTRの保守サポート終了時期も近づいており、アーカイブ作業を進めています。」

  • ご協力いただいた皆様の部署名、お役職は、インタビュー当時のものです。(2018年10月)

納入システム 主な機材

取材協力

株式会社GSTV様
東京都江東区有明3-5-7 TOC有明ウエストタワー10階
TEL: 03-4477-7900 (代)
WEB: www.gstv.jp

お問い合わせ

株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1
TEL:03-3446-3121
E-mail: ad@for-a.co.jp

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