製品統合のお知らせ
オールインワンライブシステムを提供するメディアパレットFMP-1000は、MFR-3100EXへ製品統合されることになりました。FMP-1000で予定していた機能、オプションと同等の内容を、MFR-3100EXにて提供可能となるように開発致します。
詳しくはこちらをご確認ください。
様々な機能を追加することで、活用の幅を広げることも可能なルーティングスイッチャー
3G/HD/SD-SDI、DVB-ASI、MADI、 AES/EBU、アナログオーディオに対応したマルチフォーマットルーティングスイッチャー。4RU サイズの筐体で最大で 64 入力 72出力のマトリクス構成が可能です。また、複数台を連動させて、マトリクスの拡張及び冗長が可能でありシステムの中核製品として柔軟に活用頂けます。
オプションMFR-31VP*1を搭載することでNDI® 入出力*2に対応した1M/E ビデオスイッチャー、マルチビューワー、 録画/再生、配信*1、ストレージ、DSK等さまざまな機能を追加することができます。1台で様々な役割を担うことで システム運用のシンプル化に貢献し、機材や、配線/セットアップ/トラブルシューティングの手間と時間を大幅に削減 することができます。
恒久的なシステム運用のみならず、仮設イベントや中継といった一時的なシステム運用時でも活躍できる製品です。また、 中継車のように限られたスペースでの運用にも最適です。
*1 将来対応予定
*2 MFR-31VPに加え、MFR-31VPS(将来対応予定)が必要です。
NDIはVizrt の登録商標です。
動画
シンプル化
MFR-3100EXに様々な機能を追加することでシステムや工程をシンプル化
活用例
ルーターの筐体にオプションで機能を追加することで、1台で複数の役割を担うことが可能。使用場面を選ばずにコンパクトなシステム構築 を可能にし、それにともなう機材数や作業工程の削減によってシンプルなシステム運用を実現。さらに、NDI 対応や配信機能によって既存システムにはなかった役割を担うことも可能。
中継・仮設イベント
- - 持ち込み機材数の減少により可搬性が向上
- シンプルなシステムを構築することで、複雑なシステムに比べて機器の状態把握が容易
- 機材セッティングやトラブルシューティングの手間や時間の減少、少人数での運用が可能等の省力化を実現
スタジオシステム
- - ビデオスイッチャー機能を搭載することで、MFR-3100EX をサブスイッチャーとして運用可能。それにより、緊急時にカット以外の切り替えも可能
- ビデオスイッチャー機能、ルーティングスイッチャー機能、AVDL、MUX、DSK、動画収録/再生、同時配信を1台で運用可能なため、機材の多いスタジオシステムのシンプル化に大きく貢献
配信システム
- - ベースバンド/NDI*の混在により機器の選択肢を拡大可能
- MFR-3100EX から直接配信することが可能
- 使用機材を必要最低限に抑えられるため、少人数での運用が可能
* オプション
配信イベント
- - ベースバンド/NDI*の混在により機器の選択肢を拡大可能
- 最大72出力(ルーティングスイッチャー機能)が可能なため、分配器を設置することなく、豊富な映像/音声を多数のイベント関連会社へ分配可能
* オプション
活用場面
主な機能
マルチフォーマットに対応
マルチフォーマットビデオ入出力、オーディオのMUX、DEMUXに対応
入出力は3G/HD/SD-SDI、DVB-ASIに対応。信号の自動認識により、信号種を意識することのない運用を実現。入力基板は最大8枚、出力基板は最大9枚まで実装でき、1枚あたり8系統の増設が可能。SDI以外のモジュールを混在して組み込むことも可能。入力スロットにフレームシンクロナイザー機能*、出力スロットにAVDL 機能、SRC 機能*を搭載することで、システムを最適化。また、オーディオのMUX、DEMUX機能により、ビデオとオーディオの親和性を向上可能。
* 将来対応予定
Gearbox機能
- 信号変換のバリエーション
- 4K 変換 (12G/Quad Link 3G、2SI/SQD)
オプションのMFR-8SDIGB、MFR-8SDOGBを追加することにより、12G-SDIとQuad Link 3G-SDI、マッピング形式(2SIとSQD)の相互変換が可能。これにより、従来の12G-SDI非対応機器を活用しながら、12G-SDIを中心としたシステムを構築可能。
- アプリケーション
柔軟なシステム運用を実現する他製品とのシステム連携
LANまたはシリアルポートを介して、朋栄ビデオスイッチャーやマルチビューワー等を含む他の製品とのシステム連携が可能。HVS からMFRのクロスポイント制御が可能で、HVSとMFRは双方向にタリー情報を変換可能。ソース名はMFRで一括管理し、HVS、MVへは自動的に配信。MFR、MV 間はTSLプロトコルにて名称、タリー連動を実現。
* モデル/ 機能によって対応状況は異なります。詳細はお問い合わせください。
MFR-31VP
- 20入力/14出力の1M/Eビデオスイッチャー機能やNDI入出力対応、ストリーミング配信機能、SSD等を搭載することで、MFR-3100EXをより幅広い場面で活用可能にするオプション。
ビデオスイッチャー機能
機能/仕様
- 入力
20入力
- プライマリー入力 16 入力 + NDI High Bandwidth/NDI HX*1またはクリップ(再生)のいずれかに使用可能な4 入力
- ネットワークカメラ等のNDI 対応機器の出力や、再生した収録映像を入力素材として使用可能 - 出力
14出力
- PGM/PREV/CLN/DSK/MV/AUX 用途の10 出力 + NDI High Bandwidth / NDI HX*1 またはRTMP/RTMPS/SRT または収録のいずれかに使用可能な4出力 - ライブ配信
ライブ映像の収録とストリーミング配信が可能 - トランジション
CUT/MIX/WIPE(縦、横、斜) - キーヤー
4系統搭載、DSKまたはPinPのいずれかを選択可能 - マクロ*2
1連の操作をUSERボタンに登録することで、その操作をワンタッチで実行可能 - マルチビューワー
入力16系統を分割表示可能なマルチビューワー出力を1系統搭載
ソフトウェアパネル MFR-CTSP*3
ビデオスイッチャー機能を操作可能なソフトウェアコントロールパネル
ハードウェアコントロールパネル
HVSシリーズのコントロールパネルHVS-100OU*4、HVS-190OU*4に加え、新コントロールパネルMFR-31OU*5での制御が可能
*1 MFR-31VP に加え、MFR-31VPS が必要です。
*2 将来対応予定
*3 オプション、将来対応予定、最大3台接続可能
*4 オプション、MFR-CTSPをインストールしたPCと専用の接続ケーブルオプションが必要です。HVS-190OUでの制御は将来対応予定
*5 オプション、将来対応予定
MFR-3100EX に接続可能なハードウェアコントロールパネルはMFR-31OU、HVS-190OU、HVS-100OU のいずれか1台のみです。
NDI対応*1
- NDI High Bandwidth(SHQ 2/7*2)、NDI HX(H.264/H.265*2) の接続に対応し、映像と音声、PTZ カメラ等のコントロールの送受信が可能。また、NewTeK 社製のNDI Tools ソフトにより、Zoom、Microsoft Teams、Google Meet 等と組み合わせての使用が可能。
*1 MFR-31VP に加え、MFR-31VPS(オプション/将来対応予定)が必要です。
*2 将来対応予定
配信
- ライブ映像の収録とストリーミング配信が可能。RTMP、RTMPS、SRT の接続に対応し、YouTube やFacebook等のライブ配信サービスへ、直接映像をアップロード可能。
ストレージ
- 960GBのSSDを搭載。ビデオスイッチャー機能のSDI出力をファイルにエンコードして保存可能。または、保存したファイルをデコードしてビデオスイッチャー機能のSDI入力として使用可能。最大4系統の収録*、4 系統のポン出し*が可能。
* 実際の使用可能系統数は他の機能の使用状況によって変わります。
マルチビューワー機能
Webブラウザーマルチビューワー
内蔵Webサーバーで簡単に入力素材を確認可能。入力チャンネル(1-64)、ビデオスイッチャー機能の出力を最大64 ウィンドウ表示可能。
MFR-16MV
オプションのMFR-16MV を搭載することで、マルチビューワー出力(2系統最大16 分割まで) が可能。外部マルチビューワーへ分割画面数 に相当する出力系統を割り当てる必要のあった従来に比べ、マルチビューワー機能では、マルチビューワー出力に割り当てる系統数はモニターと同数まで削減可能。最大で16 の分割画面、2 種類の時計を同時に表示可能。
使い易さを追求した特長
専用GUI による設定
ルーター本体にWeb サーバーを内蔵しているため、外部デバイスにソフトウェアをインストールすることなく、すぐにルーティングの設定を開始可能。また、専用GUI を使ってオフライン環境での設定も可能*。
* 将来対応予定
多彩なクロスポイント制御
通常のクロスポイント切り換え以外にも多彩なクロスポイントの制御が可能。
- サルボ機能
- テイク操作
- リンク機能
- 誤操作防止 ( インヒビット機能、ロック機能)
MFR-LAN
MFR シリーズ製品オプションを接続するEthernet ポート。本体含め、最大128 台まで接続可能。
- MFR-RU シリーズ:リモートコントロールユニット
- MFR-TALM:タリーマネージャーユニット
- MFR-RULINK:遠隔操作中継ユニット
- MFR-GPI:インターフェース拡張ユニット
安定したシステム運用をサポートする充実の機能
優れた冗長性
システムの中核となるルーティングスイッチャーの冗長化を図ることにより、異常が発生した場合にもシステムの安定運用が可能。
- 電源の冗長化 (オプション:MFR-31PS)
- コントロール基板の冗長化 (オプション:MFR-31CPU)
- Ethernet(リモートコントロール)の冗長化(オプション:MFR-31CPU)
SNMP、Webブラウザーによる監視
SNMPエージェントの役割を担い、MFR-LANに接続される全ての機器の監視情報をSNMP マネージャー(2台)に対し、Trapの同時送出が可能。また、Webブラウザーで全入力チャンネルの映像監視が可能。