展示会情報

2025 NAB Show 出展概要

機能統合型ソリューションFOR-A IMPULSE ®、新12G-SDI対応ビデオスイッチャーなどを展示

2025年3月18日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、米国ラスベガスで来る2025年4月6日(日)から4日間にわたり開催される「2025 NAB Show」(全米放送機器展、主催・全米放送事業者協会、於・ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC))に出展いたします。(ノースホール ブースNo.N707)

FOR-A NAB show朋栄ブース(No.N707) イメージ図

朋栄は、ブース内を機能統合型ソリューションエリアと新12G-SDI対応ビデオスイッチャーエリアに分けて最新製品/ソリューションをデモするほか、クラウド/AIを活用したソリューションについてもFuture Technology Directionsエリアに参考展示します。さらに、日本でも販売を開始したスペインのAlfalite社製LEDウォールをブース内に設置し、朋栄の最新製品や最新の取り組みについて紹介します。

展示会場オープン前日の4月5日(土)15時から、「FOR-A CONNECT ─Welcome Reception─」と題し、朋栄の最新の取り組みについて紹介するカンファレンス(事前登録制、申し込み受付:https://www.for-a.com/blog/for-a_connect_signup/)をLVCCカンファレンスルームS232にて実施します。

主な出展内容は以下の通りです。


■ 機能統合型ソリューションエリア

機能統合型ソリューションエリアでは、Inter BEE 2024で初公開した統合型ライブ制作ソリューション「FOR-A IMPULSE」プラットフォームを海外初公開するほか、マルチベンダー環境の共有リソースを効率良くリソースシェアする「Hi-RDS®(階層型RDS)」をより手軽に扱えるようにする管理ソフトウェアを海外初披露します。

FOR-A IMPULSE GraphEditorFOA-A IMPULSE

● 統合型ライブ制作システム『FOR-A IMPULSE』プラットフォーム(新製品)
これまで朋栄が提供してきた各種映像機器の機能をソフトウェア化し、必要機能を自由に構造化した「パイプライン」として利用できる統合型ライブ制作システムFOR-A IMPULSEのプラットフォームを海外初披露。海外で展開するOdyssey社ビデオサーバーInsight、ClassX社3DCGグラフィックスClassXと連携したスタジオサブ機能をデモします。

● NMOS RDSソフトウェア『SOM-200RDS』

● RDSフィルタリングAPIオプション『SOM-20RDS Plus』

● RDSフィルタリングAPI管理ソフトウェア『SOM-20RDS MGR』(新製品)
昨年の2024 NAB ShowでPRODUCT of the YEARを獲得した「Hi-RDS(階層型RDS)」は、マルチベンダーにより構築されたアイランドをまたぐMoIP環境の機器リソースシェアを実現。共有NMOSデバイスの機器リソースシェアを、よりユーザーフレンドリーに管理/運用することができるRDSフィルタリングAPI管理ソフトウェア「SOM-20RDS MGR」を海外初出展。

● マルチチャンネルプロセッサー『FA-1616』(JPEG XS新対応)
ソフトウェアデファインド製品 FA-1616がバージョンアップし、新たにJPEG XSの変換に対応しました。

このほか、ClassX社のソフトウェアベーススイッチャーClassX MixBoardを紹介します。


■ 新12G-SDI対応ビデオスイッチャーエリア

12G-SDI、NDI®、Danteオーディオ対応の新ビデオスイッチャー HVS-Q12を初公開。また、HVS-Q12同様にNDIとDanteオーディオに対応したポータブルビデオスイッチャー HVS-190シリーズ、ClassXグラフィックス、Insightビデオサーバー、低遅延エンコード/デコードのエッジ製品 SOAR-A Edgeを紹介します。

HVS-Q12HVS-Q12

● 12G-SDI対応ビデオスイッチャー『HVS-Q12』(新製品)
60入力32出力(HDMI 2系統を含む)まで拡張可能なビデオスイッチャー。イベントメモリーやシーケンス、マクロ、ユーザーボタン、外部制御用GPIなど、これまでのHANABIシリーズで定評ある機能を継承しつつ、HDR/SDR変換やアップ/ダウンコンバーター、内蔵マルチビューワーなどの機能拡張にも対応します。さらに、Web-GUIは、これまでのHVSシリーズを継承しながら操作性を改善するとともにデザインを刷新。より直感的な操作が可能になっています。

● ポータブルビデオスイッチャー『HVS-190シリーズ』(Dante新対応)
放送局内/局外を問わず、イベント映像送出や中継まで幅広いシーンで活用いただいているHVS-190シリーズは、新たにDanteオーディオ入出力カードを追加しました。NDI入出力カードとの併用で、ポータブルビデオスイッチャー運用の幅を広げることが可能になります。


■ Future Technology Directionsエリア

今後の取り組みを紹介するFuture Technology Directionエリアでは、FOR-A IMPULSEのクラウド対応版を紹介するとともに、近日発売予定のAIソリューション『AiDi+(エイディ プラス)』(*)を初出展します。(*)商標出願準備中

● AIソリューション『AiDi+(エイディ プラス)』(新製品)
半世紀以上にわたる膨大なアーカイブ映像・音声など、さまざまな学習データをもとに高精度な解析・認識を行い、スポーツ中継の映像制作をサポート。インターネット不要のオンデバイスAI技術を用いたリアルタイム超高速処理により、顔認識、距離表示、速度表示、選手追従、ティーショット軌道表示などの機能を提供。制作現場で培われた直感的な操作性と、番組制作のCG技術を融合することで、低遅延でスムーズな映像体験、没入感のある映像表現を実現します。

このほか、スペインのAlfalite社製LEDディスプレイパネルModularpix Proを用いてLEDウォールを構築し、朋栄の最新の取り組みを紹介するプレゼンテーションを実施します。さらに、壁面に直接設置可能なLEDディスプレイパネルAlfaliteUHD FinepixによるLEDスクリーンをブース正面のレセプションで展示します。また、フラッグシップとなるNeopixシリーズのパネルを展示いたします。

本件に関するお問い合せ

株式会社朋栄 国内営業本部  TEL:03-3446-3121

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