展示会情報
2022 NAB Show出展概要
最新IPソリューションを中心に、6カテゴリーのソリューションを紹介
2022年3月28日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1
株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、来る2022年4月24日(日)から米国ラスベガスで開催される「2022 NAB Show」(全米放送機器展、主催・全米放送事業者協会、於・ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC))に出展いたします。(セントラルホール ブースNo.C5408)
NAB Showは、2019年以来3年ぶりのリアル開催となります。朋栄はメインテーマとして「Find Your Next Innovation」を掲げ、ブース中央に「Software Defined IP Solution」コーナーを配置してIPソリューションを提案します。さらに、「Ultra Slow-Motion Camera/ Instant Production Solution」「4K/12G Live Production Solution」「Stadium Solution」「Hybrid Event Production Solution」「XR & Graphic Solution」の5つのカテゴリーのソリューションに分けて、最新の取り組みを紹介いたします。
主な展示製品
■Software Defined IP Solution
朋栄が新たに取り組んでいる、各種信号処理をソフトウェアで実現する「Software Defined」。このSoftware Definedのコンセプトを採り入れた2つの発売予定製品を紹介するとともに、IP対応製品を中心に展示します。
FA-1616
MFR-3100EX
MV-1640IP
● IP/SDIマルチチャンネルシグナルプロセッサーFA-1616 [発売予定]
SMPTE ST 2022、ST 2110、12G-SDIの混在利用が可能なマルチチャンネルシグナルプロセッサー。BBまたはPTPによる同期が可能。FA-9600で培ってきたダイナミックレンジ変換、色域変換などを多チャンネルで実現。Software Defined処理により、制作ワークフローに応じた機能カスタマイズが可能。
● IP対応ルーティングスイッチャーMFR-3100EX [発売予定]
MFRシリーズの堅牢性を活かしながら、1M/Eスイッチャー機能やストリーミング配信機能など機能強化をすることが可能なルーティングスイッチャー。省スペースが必要とされる中継車やコンテンツ配信現場に最適。朋栄としては初めてNDI®(*1)入出力に対応。
● IP対応マルチビューワーMV-1640IP
25GbE対応のIPポート4基を搭載し、HD最大16ストリームまたは4K最大4ストリームの入力が可能。オプションでSDI 16入力を追加可能。
このほか、セイコーソリューションズ製PTP グランドマスターTS-2950をはじめとするPTP関連ソリューションや、3D-LUT、SR Live for HDR(*2)に対応して幅広いシーンで活用されている12G-SDI対応シグナルプロセッサーFA-9600、720pに対応したSDI対応信号発生器ESG-4100 (朋栄エレテックス)なども展示します。
■Ultra Slow-Motion Camera / Instant Production Solution
スローモーション関連を中心とした製品を紹介します。
FT-ONE-SS4K
SMV-ONE
● 4K高速度カメラFT-ONE-SS4K
FT-ONE-SS4Kを実際に活用しているユーザーにご協力いただきながら、FT-ONE-SS4Kの実際の運用方法を紹介。
● スローモーションビジュアライザー SMV-ONE [NEW]
スロー制作ワークフローと同様の操作性を実現し、スロー専用カメラやスローサーバーを使用することなく、HDスタンダードカメラの映像からリアルタイムに滑らかなスローモーション映像を生成。
スポーツ解説などで、スローモーション映像と組み合わせて、ビデオ上にグラフィックを書き込むことが可能なビデオライターFVW-700についても紹介します。
■4K/12G Live Production Solution
海外でも評価が高まっている朋栄の4K/12G対応製品を一堂に集めて紹介します。
MV-3240
HVS-6000/HVS-3355OUパネル
MFR-4100
● 12G-SDI対応マルチビューワーMV-3240 [NEW]
1RUのコンパクトサイズながら、12G/6G-SDIで16入力または3G/HD/SD-SDIで32入力を可能にしたマルチビューワー。MVシリーズの特長であるウィンドウカスタマイズ機能に加え、M-JPEGストリーム出力によるLiveViewer機能を搭載。ネット経由での入力ソース確認が可能。
● 12G-SDI対応ビデオスイッチャーHVS-6000/6000M
全入力が12G-SDIに標準対応。25GbE IPポートを8基備えたIP入出力カードHVS-6000IP-8IOによりSDI/IPの混在利用が可能。新たに追加した、ウィンドウをフリーアサイン可能なマルチビューワーオプションHVS-6000MVを紹介。
● 12G-SDI対応ルーティングスイッチャーMFR-4100
12G-SDI入出力で、最大72入力 x 72出力のマトリクス構成が可能。ジッタークリーナーを搭載し、ジッターノイズを抑えた安定運用が可能。
■Stadium Solution
スタジアム内のマルチスクリーン環境に各種情報を表示させるための製品を中心に紹介します。
Envivo Replay
● LEDボードプレーヤーEnvivo Ribbon (Variant Systems Group社)
スタジアム内に設置されたリボンビジョンを含むマルチスクリーン環境への出力に対応。アストロデザイン製マルチスキャンコンバーターMC-2085と組み合わせて、よりフレキシブルな表示を実現。
● インスタントリプレイシステムEnvivo Replay (Variant Systems Group社)
直感的なGUIを採用し、タッチパネル上で操作可能。スローモーションコントローラーの使用も可能。
■Hybrid Event Production Solution
ライブイベント、企業ユース、公会堂など、幅広いシーンで利用可能なソリューションとして、ビデオスイッチャーHVS-490を中心としたシステムを展示。HVS-490は、NDI®入出力への対応も予定しており、SDI/IPを組み合わせ可能なハイブリッドシステムとして活用することを提案します。
■XR & Graphic Solution
海外市場向けに展開しているClassX社製キャラクタージェネレーターが、XRに対応。ビデオスイッチャーHVS-100と連携してコンパクトなCGタイトル環境を実現します。
(*1) NDIは、NewTek, Incの米国およびその他の国における登録商標です。
(*2) SR Live for HDRは、ソニー株式会社の提唱するHDR映像制作ワークフローです。