1台のワークステーションで、
バーチャルスタジオ運用とリアルタイムCG運用を実現。
固定カメラでもカメラワークをしているかのような運用が可能なバーチャルカメラの演出に加え、テンプレートCGを活用したコンテンツ作成や送出制御に対応。シンプルなシステムで簡単にフルバーチャル/RCG運用を実現。
バーチャルシステムソリューション
カメラコントロール機能
- 最大4台のバーチャルカメラ : カメラごとに最大16ポジションの設定が可能
- 自由なパスを設定可能なバーチャルカメラに対応。移動パスのキーフレーム作成にPC用ゲームパッド対応予定
- シーン切り換え : カット、ワイプ、表示/非表示、ウォークインなどが可能
テキスト機能
- テンプレートにテキストを入力することにより、アニメーション付きテキスト表示を実現
- テキストの流し込みタイミングをプレイリストへ登録
エフェクト機能
- デフォーカスコントロール : 背景をデフォーカス処理
- 合成映像に対して様々なアニメーションを付加
- エフェクトに連動したオーディオファイル (効果音) を指定
シーンコントロール機能
- オブジェクト編集機能 : 位置、サイズ、角度、色、テクスチャ編集 (変更できる項目、内容には一部制限があります)
- ビデオウォール入力に対応
- シーンの組み立てや、カメラの動きに連動させるCGと連動させないCGの切り分けを直感的に実現
その他
- 4K対応ソフトウェアクロマキーおよびレイヤー機能を搭載
- CG描画エンジンとなるBrainstorm eStudioは最新のVer.15を採用(*1)。PBR(物理ベースレンダリング)やHDR(ハイダイナミックレンジ)といった高品位なレンダリング表現が可能
- 制御GUI上にて映像プレビューが可能
- 1. リアルタイムCG処理を行うためのBrainstormライセンスが別途必要になります。 送出用にはBrainstorm Engineライセンスが、送出に加え、CGライブラリの新規作成や詳細編集をするためにはBrainstorm Globalライセンスが必要です。
RCGシステムソリューション
利便性を高めたRCG運用を実現
- フルバーチャルに加え、RCGにも対応。背景をCGにするか、カメラ入力にするかによりフルバーチャル/RCG運用を切り替え
- RCG運用時、CG位置を最大4カメラまで登録可能。カメラごとに最大16ポジションの登録に対応
- MBP-2244の4K入力HD出力モードを利用したRCG切り出し運用に対応(将来対応)
バーチャル、RCGシステムの共通ソリューション
簡単操作を実現する多彩な機能を搭載
プレイリスト機能
- ワンタッチオペレーション : カメラ切り換え、テロップやシーンの切り換えなど、番組構成に従ったアクションをプレイリストとして順番に登録することにより、本番では番組進行に応じてテイク操作するだけで演出を実現
- 複数のイベントを1つのアクションとして登録可能
ダイレクトボタン機能
- 順次テイクには、ランダウン形式のプレイリストを利用して運用。ランダムテイクにはダイレクトボタンを利用して運用することで、番組進行を維持しながらライブならではの構成変更や臨場感を演出
豊富なテンプレート
- RCG用のテンプレート(約110種類)を標準添付
- CGライブラリー eLibrary(オプション) : 著作権フリーの約160種類の背景CGセット、約80種類のRCGオブジェクトのライブラリーを追加頂く事で、導入後すぐに番組セットとして利用可能
- テンプレートベースのシーン作成に対応。背景、前景、DSKレイヤー(3レイヤー)の全5レイヤーにそれぞれCGを割り付けたシーン組み立てが可能
各種制御機能
- 一台の送出機でOA/NEXT出力に対応 (NEXTには描画クオリティに制限あり)
- センサー付きカメラ対応 : 4台のカメラ全てで設定が可能
- 外部リモコンや外部機器による制御、タリー出力に対応 (接点制御)
- 複数の送出機を登録することにより、1台のVRCAM-NXコントローラーから送出機を切り換えて制御可能