4KとUHDの違い

「4K」と一言でいっても、その地域によってイメージされるものが異なります。日本で4Kと言えば、テレビ放送での4Kがイメージされるでしょうし、ハリウッドのフィルム市場のある米国で4Kと言えば、デジタルシネマ規格のフル4Kがイメージされるでしょう。放送に使うものであっても、番組素材なのかCM制作の合成素材なのかによっても求められるものが異なってきます。こうした違いを意識しておくことは大事です。

テレビ放送においては、ITU-R(国際電気通信連合 無線通信部門)が規格策定しています。テレビ放送向けの4K解像度は、既存のフルHDを縦横2倍に拡張する形で、3,840x2160ピクセルとして規定されました。「QFHD(Quad Full HD)」の表記がなされていましたが、その後、一般的な呼称として「Ultra HD」と表現されていきました。しかし、ITU-R勧告に従った8K解像度の英語表記は「Ultra High Definition Television」とされており、「Ultra HDTV」と略して表記されることも多くなりました。「Ultra HD」は、8K解像度の英語表記と混同しやすいため、最近では「UHD」の表記するのが一般的になっています。なお、ITU-R勧告においては、解像度呼称の略称について4Kを「4K UHDTV」、8Kを「8K UHDTV」と表記しています。 プログレッシブ方式が採用され、色域はITU-R BT.2020、フレームレートは30, 50, 60, 100, 120Hzと規定されています。現在、ドロップフレーム採用地域においては、29.97, 59.94, 119.88Hzにも対応することで、現行のフレームレートとの互換性を保っています。 4K/8Kの次世代映像はプログレッシブ規格となったことから、インタレース規格のようなフィールド分解に起因するジャギーの発生や縦解像度の劣化もなく、解像度を生かした高精細な映像が得られます。

デジタルシネマ規格は、Digital Cinema Initiatives, LLC(DCI)が策定しています。PC演算処理がしやすくなるよう、16の倍数で解像度を設定し、4K解像度は4,096x2160ピクセルとして規定されています。この解像度が「フル4K」解像度として扱われます。プログレッシブ方式が採用され、色域はプロジェクター光源の特性に合わせてDCI-P3が使われます。色深度は各色12bit。フレームレートは24fpsまたは48fpsとされています。

朋栄の製品群の対応解像度は、ハイスピードカメラFT-ONEシリーズがフル4K解像度への対応であり、その他の製品はUHD解像度までの対応となっています。

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