最大68入力、8系統114ウィンドウ出力。12G-SDIをはじめ各種混在入力に対応し、快適な4Kワークフローを実現するマルチビューワー。表示ウィンドウのレイアウトは出力ごとに自由に変更可能。
ラインアップ
標準で12G-SDIの入力が可能なMV-4220/4320をはじめ、HDMI出力の代わりにSDI出力を搭載し、最大8系統のSDIビデオ出力が可能なMV-4210/4310など多彩なラインアップのMV-4000シリーズ。12G-SDI未搭載のモデルにおいても、オプションのMV-4220SDI(写真右)を追加することで12G-SDIでの4K入力をすることが可能になります。さらに、MV-4220SDIはSQD(Square Division)方式だけでなく、2SI(2 Sample Interleave)方式でのQuad Link 3G-SDI入力の対応も可能にします。
MV-4200シリーズ
2Uサイズで最大68入力、8系統114画面出力に対応。オプションカードは3枚まで実装可能。
MV-4200
最大114ウィンドウ表示が可能。標準で3G-SDI 4出力に加え、HDMI 4出力を搭載。12G-SDIを最大10入力まで搭載可能。*1
MV-4210(SDI出力専用モデル)
最大114ウィンドウ表示が可能。標準で3G-SDI 8出力を搭載。12G-SDIを最大10入力まで搭載可能。*1
MV-4220(12G-SDI搭載モデル)
最大110ウィンドウ表示が可能。標準で12G-SDI 2入力*22出力または、3G/HD-SDI 8入力4出力およびHDMI 4出力を搭載。12G-SDIを最大12入力まで搭載可能。*1
MV-4300シリーズ
3Uサイズで最大68入力、8系統出力に対応。オプションカードは入力カード3枚に加え、IF拡張カード1枚を実装可能。電源のホットスワップにも対応。*1
MV-4300
最大114ウィンドウ表示が可能。標準で3G-SDI 4出力に加え、HDMI 4出力を搭載。12G-SDIを最大15入力まで搭載可能。*1
MV-4310(SDI出力専用モデル)
最大114ウィンドウ表示が可能。標準で3G-SDI 8出力を搭載。12G-SDIを最大15入力まで搭載可能。*1
MV-4320(12G-SDI搭載モデル)
最大110ウィンドウ表示が可能。標準で12G-SDI 2入力*22出力または、3G/HD-SDI 8入力4出力およびHDMI 4出力を搭載。12G-SDIを最大17入力まで搭載可能。*1
- 1 オプション
- 2 12G-SDI 2入力は6G/3G/HD-SDI 2 入力にも変更可能
オプションの追加により最大68入力*に対応し、他製品とのシステム連携を拡張
入力オプションカードMV-4200SDI (3G/HD/SD-SDI、アナログコンポジット x 20)、MV-4200PCI (DVI-I/HDMI/RGBHV x 8)、MV-4220SDI (12G/6G-SDIまたは 3G/HD/SD-SDI x 20)、およびインターフェースオプションカードMV-4200IF (GPIO、シリアル制御、アナログオーディオ入力、AESオーディオ入力、GENLOCK入力) の自由な組み合わせが可能
- オプションカードMV-4200SDIまたはMV-4220SDIを3枚装着時
MV-4320の場合(背面パネル:標準時)
- INPUT LOCK 機能を搭載(12G/6G/3G/HD/SD-SDIのみ対応)
拡張例:上から順にMV-4200IF、MV-4200PCI、MV-4200SDI、MV-4220SDIおよびMV-4200PSをMV-4320に装着した例
12G-SDIまたは3G-SDIで4K映像の入出力*が可能
レイアウトマネージャを使って4K映像を簡単に配置し、シームレスに表示可能
- 12G-SDI出力はMV-4220 / MV-4320のみ
HDMI 2.0 Level-B出力に対応
HDMI 2.0 (4K対応) ケーブル1本で4K出力(3840 x 2160、YUV 4:2:0)
最大8モニターで異なるレイアウトを出力
- 8系統合わせて最大114の映像ウィンドウを表示
- 8系統合わせて最大8個の時計を表示
- 全出力合わせてロゴは最大8種類、背景は出力ごとに1種類表示可能
12G-SDI出力時*のレイアウト
-
4K 1系統2分配出力+4K 1系統4分配出力
-
4K 1系統/4K→2KダウンサイズHDMI2分配出力+4K 1系統/4K→2KダウンサイズHDMI2分配出力
- 12G-SDI出力はMV-4220 / MV-4320のみ
SDI出力とHDMI出力それぞれで4K/2K出力とレイアウトの設定が可能
4K/2K混在出力も可能
HDMI 2.0 Level-B 設定時のレイアウトは2種類から選択可能
-
HD4系統出力+4K 1系統4分配出力
-
HDカラーバー4分配出力+4K 2系統各2分配出力
レイアウトマネージャー
Windows PC上で動作するレイアウトマネージャーを標準添付。レイアウトパターンの登録や切り替え、タイトル表示など各種設定をPC上から自在に変更可能です。レイアウトは出力ごとに最大68パターンまで本体メモリに保存可能。保存後はフロントパネルからダイレクトにリコールできます。
タイトル欄にロゴを表示
- 各入力に1つのロゴを登録またはすべてのウィンドウに使用可能なロゴを最大8つまで登録
- ロゴ登録画面からビットマップを読み込み表示可能
- Webブラウザ上で入力したテキストをタイトルとして登録可能
4K出力対応のクロスポイント制御
クロスポイント1〜4にアサインされた4つの入力映像を一括で制御
HDから4Kへのアップリサイズ機能
HD素材の単画面モニタリング時にも、アップリサイズ機能を使用することで4Kモニターのフル解像度を利用したモニタリングが可能
HDR/SDR簡易変換機能
HDR(HLG方式)*映像やSDR映像が混在するシステムの場合、HDR/SDR簡易変換機能を用いることにより、モニターの種類に関わらず、本来の輝度や彩度に近い状態での簡易モニタリングが可能です。入力毎に簡易変換ができます。
- HDR信号はHLG(Hybrid Log Gamma)方式のみ対応。
HDRからSDRへ簡易変換
HDR映像をSDR方式のモニターへ出力した際に、低く表示される明度や彩度を調整し、本来の明度/彩度に近い状態*5でモニタリングすることが可能になります。
SDRからHDRへ簡易変換
SDR映像をHDR方式のモニターへ出力した際に、高く表示される明度や彩度を調整し、本来の明度/彩度に近い状態*でモニタリングすることが可能になります。
- HDR信号はHLG(Hybrid Log Gamma)方式のみ対応。
マルチビューワー内部生成アイテムの簡易変換
マルチビューワーにてSDR基準で生成されたアイテム(タイトル/タリー/時計/レベルメーター等)をHDRモニター表示向けに簡易変換可能。HDR素材と表示した際に、アイテムの輝度/色差が強調されることを防ぎます。
その他特長
- ネットワーク動画転送機能
- ネットワーク録画機能
- 各種信号の混在入力に対応
- 各種信号の高精細出力に対応
- オーディオレベル表示
- オーディオモニタリング出力
- エラー画面ハイライト機能
- タリー表示/タイトル表示/タイムコード表示
- 時刻表示/タイマー表示/インフォメーションディスプレイ表示
- インフォメーションディスプレイ機能
- ロゴ表示/背景表示
- INPUT LOCK
- 30時間制の時刻表示
- スケジュールタイマー
- クロップ機能
- フリーズ検出機能
最大8台まで接続可能なオグジュアリーユニット
-
HVS-AUX16A
16ボタン/1RUラックサイズ -
HVS-AUX16B
16ボタン/卓上タイプ -
HVS-AUX32A
32ボタン/1RUラックサイズ -
HVS-AUX64A
64ボタン/2RUラックサイズ