4Kタイムラグチェッカー

EDD-5400

テストタイムコードを使用し、
映像遅延時間、音声遅延時間、音声チャネル間の
相対遅延時間差、および映像音声相対遅延時間差を測定。

主な特長

12G/3G/HD-SDI各信号フォーマットに対応

各フォーマットに対応し、海外からの中継など方式変換を含めた伝送遅延についても本装置1台で計測が可能です。(12G-SDIはオプションにより対応します。)

4K 12G-SDI:2160p/59.94、50
4K Quad Link 3G-SDI:2160p/59.94、50(Level-A/B、SQD/2SI)
HD-SDI:1080p/60、59.94、50(Level-A/B)、 1080i/60、59.94、50、 720p/60、59.94、50

オリジナルテストタイムコード(TTC)信号

データ圧縮でも劣化しにくい形状にて時間情報を画面上(有効映像期間)に重畳します。音声信号はLTCベースのオリジナル信号を使用。計測対象システム、装置を選ばずに計測が可能です。また、TTC信号を入力信号に多重することにより、被検査機器の映像ソースによる圧縮伸張に掛かる時間の変化など、信号ソースによる違いを確認することが可能です。

VANC信号と映像信号のズレを計測可能

VANC領域にTTC信号を多重することにより、映像信号とVANC信号のズレを計測することが可能です。

遠隔地間の伝送遅延差の計測が可能

2台使用し、GNSSにより時刻同期を行うことにより遠隔地からの伝送遅延時間計測が可能です。またGNSSを使用しない場合でもA/V遅延時間差の計測は可能です。※GNSS計測では、アンテナ設置場所、悪天候などにより伝送遅延計測できない場合があります。(GNSS計測はオプションにより対応します。)

計測値のログ出力

Ethernet出力から、タイムコード情報や基準信号、および基準信号に対する各信号の遅延計測値など解析に必要な情報を出力するため、PCを利用することで解析がスムーズに行えます。

高精度計測

遅延時間は1µ sec精度の高精度計測が可能です。
※より高精度な計測方法を実装予定です。

多様な計測モード

映像信号と音声信号の遅延時間差、映像信号の伝送遅延時間、映像信号とVANCの遅延時間差、音声信号の伝送遅延時間、音声信号のチャンネル間遅延差など全ての組み合わせで計測可能です。また、入出力が異なるフォーマットの場合でも計測が可能です。