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ビデオライタ新製品FVW-700が米国MTVGほかで採用

導入事例
ビデオライタ新製品FVW-700が米国MTVGほかで採用

複数の端末から同時にフリーハンドで直接描画可能


2018年1月12日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

FVW-700-4K

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、ビデオライタFVW-700が移動体通信事業者Mobile TV Group (MTVG、米コロラド州エングルウッド)、ビデオ制作会社Lyon Video (米オハイオ州コロンバス)などで導入されたと発表しました。

FVW-700シリーズは、HDMI、TB2、all-in-oneの3つのモデルに加え、Inter BEE 2017において新たに4Kモデルが追加されました。同製品シリーズは、タッチパネルディスプレイや無線接続のタブレットを使用して、複数の端末から同時に、ビデオ上にフリーハンドで直接描画することが可能です。解説者が画面上にワイヤレスで描画し、解説者が描いた図形の削除や修正をディレクターが行うというような分業体制のオペレーションも可能です。さらに、鋭角を含むオブジェクトや、○や×を描画すると自動的に形状補正するフリーハンド自動整形機能のほか、重なり合ったオブジェクト全体の輪郭を描画するエッジ結合機能、オブジェクトを指定した色以外の部分に重ねないように描画するクロマキーヤー機能を備えています。

MTVGは、米国最大の移動体通信事業者の1つで、年間4,000件以上のライブイベントのサービスを提供しています。本社はコロラド州デンバーにあり、30台以上の中継車を保有。プロデュースするスポーツイベントで、アナウンサーが使用する信頼性のあるビデオライタを必要としていました。MTVGの創業者でありCEOのフィリップ・ガーヴィン氏は、導入について以下のように話しました。
「私たちは、朋栄の旧ビデオライタ製品を数多く使用していましたので、実際に使用して製品が信頼できるものと分かっていました。そのため、FVW-700の導入もすぐに決めることができました。導入した新しい中継車はよく動いています。」

Lyon Videoは、1986年からモバイルTV制作スタジオをはじめ、ビデオ&フィルム制作のフルサービス、ポストプロダクション、DVDオーサリングを手掛けてきた制作会社です。Lyon Videoでは、FVW-700の複数デバイスからの同時入力機能を活かしながら、NHL(全米ホッケーリーグ)のホッケーゲームの制作に役立てる予定です。同社COOのシャド・スナイダー氏は、FVW-700の活用について以下のように述べました。
「複数のユーザが同時にコントロールできるFVW-700を使用することにより、複数の解説者が同時に画面上にワイヤレスで描画できるようにするオプションサービスを、私たちのクライアントに提供することが可能になります。私たちは多くの朋栄製ビデオライタを所有しており、製品の堅牢性を知っています。FVW-700を購入することは自然な流れでした。FVW-700シリーズは、将来的に1080p/4Kにアップグレードパスが準備されていることも導入の決め手でした。」

FVW-700は、MTVGとLyon Videoのほか、ロチェスター工科大学(Rochester Institute of Technology=RIT、米ニューヨーク州ロチェスター)においても導入されました。

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