2Uのフレームに必要な入出力基板を選択・実装することで、システムにあったマルチモニタディスプレイ環境を実現するマルチビューワ。
フレームには最大で入力基板を4枚、出力基板を2枚実装することができ、最大32入力4出力の分割表示が可能。3G-SDI (LEVEL-A)、HD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジットおよびPC (DVI) 信号の混在入力に対応。
入出力構成イメージ
フレーム
MV-3200MF | 入力基板を4枚、出力基板を2枚まで実装できる2Uサイズのフレーム |
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入力基板
MV-32HSDI | 3G-SDI (LEVEL-A), HD-SDI またはSD-SDI:8入力 |
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MV-32AI | アナログコンポジット:8入力 |
MV-32AIL | アナログコンポジット:4入力
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MV-32PCI | DVI-I:3入力
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MV-32AAI | アナログオーディオ:16チャネル入力 D-sub 25ピン (メス) x 2 ステレオ8系統、平衡/不平衡 |
MV-32DAI | AESオーディオ:16チャネル入力 BNC x 8、ステレオ8系統、不平衡 |
出力基板
MV-32PCDO | DVI-I出力2系統 2系統合わせて最大で32個のビデオ、4個のクロックを表示可能 |
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オプション
MV-32PS | リダンダント電源 |
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MV-32FP | フロントコントロールパネル |
MV-32RT | 90度回転出力 |
MV-32HDO | 3G-SDI (LEVEL-A)、HD-SDI出力
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MV-32SNMP | SNMP対応 |
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90度回転出力MV-32RT利用イメージ
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フロントパネルMV-32FP実装時
各種信号の混在入力に対応
入力基板を組み合わせることで、3G-SDI (LEVEL-A)、HD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジット、PC (DVI) 信号の混在入力に対応 (非同期入力可)。入力信号の種類/数に応じて複数基板をラインナップ 。システム規模や入力信号種に合わせた最適な1台を選択できます。
出力毎のビデオウィンドウ表示
出力基板毎に最大32個のビデオウィンドウを表示可能。各ビデオウィンドウには、任意の入力映像を選択することができ、同じ入力映像を複数のウィンドウに表示することも可能です。
時刻表示/カウントアップ・ダウンタイマ機能/残り時間タイマ機能
出力基板毎に最大4個の時計表示が可能。また、時計表示として使用しない場合は、カウントアップ/ダウンタイマ/残り時間タイマとして使用することも可能です。
レイアウトエディタ
Windows PC上で動作するレイアウトエディタを標準添付。分割パターンやタイトル表示など各種設定をPC上から自在に変更可能です。レイアウト画面は、最大32パターンまで本体メモリに保存可能。専用のリモートコントロールソフトを使用することで、本体に保存したレイアウトパターンを簡単にリコールすることが可能です。
オーディオレベル表示
HD/SD-SDIに重畳されたエンベデッドオーディオ信号のレベル表示機能を装備。また、入力基板用スロットにアナログオーディオ、またはAES/EBUオーディオ基板を実装することで、それらのレベル表示も可能になります。
タリー表示/タイトル表示
- タリー表示:ボーダタリー、またはマーカタリーから選択可能
- マーカタリーは1ウィンドウあたり2個づつ配置可能
- タイトル表示:各ウインドウにタイトルを2つまで表示可能。英数字、記号だけでなく、漢字表示にも対応(最大16文字)し、映像内、映像外に表示可能です
出力基板の独立動作
2Uのフレームに最大2枚実装可能な出力基板は、それぞれ独立して動作。1枚が故障した場合でも、残りの1枚で32入力を表示することが可能です。