12G-SDI対応ルーティングスイッチャー

MFR-6100

希望小売価格:8,760,000円(税別)

SDから6G/12G*1-SDIまで対応可能な
ルーティングスイッチャー。
最大で12G-SDI 144入力 144出力の
マトリクス構成が可能。

主な特長

マルチフォーマットに対応

12G*1/6G/3G/HD/SD-SDI、ASI*2に対応し、各信号を自動で認識。入力/出力カードの搭載により、最小 9入力 x 9出力から最大144入力 x 144出力まで構築可能。

ビデオ入出力カード:最大で入力カード16枚/出力カード16枚搭載可能

  • 12G/6G/3G/HD/SD-SDIに対応:MFR-9SDI12GA*3 (入力 9チャネル) / MFR-9SDO12GA (出力 9チャネル)
  • 6G/3G/HD/SD-SDI/DVB-ASIに対応:MFR-9SDI*3 (入力 9チャネル) / MFR-9SDO*4 (出力 9チャネル)

*1 MFR-9SDI12GA/MFR-9SDO12GA搭載時 *2 MFR-9SDI/9SDO搭載時 *3 MFR-9SDI12GAとMFR-9SDIを混在して搭載する場合、実装可能な SLOTに制約があります。詳細はお問い合わせください。 *4 後日リリース予定 

安定したシステム運用をサポートする充実の機能

ビデオスイッチャーやマルチビューワーなどの周辺機器とのタリー連動、ソース名変更の自動追従に加え、
SDI入力信号のエラー検出機能やジッタークリーナー機能によりシステムの中核製品として活躍します。

SDI入力信号のエラー検出機能*5

SDI入力信号のエラー(CRC/TRS)を検出し、WEB-GUI上にアラートを表示*6させることが可能。システムにおける安定運用をサポートします。
*5 MFR-9SDI12GA搭載時 *6 エラーの詳細は波形モニターで確認ください。

ジッタークリーン機能*7

SDI信号のジッターを低減することにより、後段機器に対し安定した信号の供給が可能となります。
*7 MFR-9SDI12GA/MFR-9SDO12GA搭載時

フロント操作

フロントパネルにメニュー表示が可能。アラーム内容の通知が可能です。

SNMP対応

SNMP監視システムへの組み込みが可能です。電源、ファン、CPUステータスの他に、SDI信号の入出力有無*8、クロスポイントエラーなど、各種ステータスを監視できます。障害発生および回復のタイミングでマネージャーにSNMPトラップを送信します。
*8 MFR-9SDI12GA搭載時

優れた冗長性

オプションにより、CPU、電源の冗長化が可能。システムの中核となるルーティングスイッチャーの冗長化を図ることにより、安心、安定運用をサポートします。

他製品とのシステム連携により柔軟なシステム運用を実現

LANまたはシリアルポートを介して外部制御機器との接続が可能です。また、TSLやHARRISなど一般公開されたプロトコルの採用により、他社製品とも連携可能。タリー連動*9やクロスポイント切り換えに合わせたソース名称の自動追従*9ができ柔軟なシステム運用をサポートします。
*9 MFR-TALM接続時

  • HVSからMFRのクロスポイントを制御
  • ソース名はMFRで一括管理。HVS、MVへは自動的に配信
  • HVSのタリーはMFR、MVに自動伝送され連動表示

専用GUIによる設定

ルーター本体にWEBサーバーを内蔵しているため、外部デバイスにソフトウェアをインストールすることなく、すぐにルーティングの設定を開始できます。

多彩なクロスポイント制御

通常のクロスポイント切り換え以外にも多彩なクロスポイントの制御(サルボ機能/テイク操作/リンク機能/レベル操作/チョップ機能)が可能です。

マトリクス分割機能

1台のルーティングスイッチャーを仮想的に分割し、任意の論理階層を構築することで、様々な運用形態に活用可能です。

利用例

  • 4K/8K対応ルーティングスイッチャー
    複数のクロスポイントを一括制御することで、4Kおよび8Kの信号切り替えに対応
  • 4K/HDサイマル対応ルーティングスイッチャー
    4K、HDの独立運用や4K/HDの同時制御によるサイマル運用が可能
  • 完全独立ルーティングスイッチャー
    最大144 x 144の入出力構成を分割することにより、1台の筐体で複数のルーティングスイッチャーとして利用可能。
    ソースの共有を避けながら、複数の運用をしたい場合に最適
  • V/Key連動スイッチャー
    マトリクスを2分割し、VideoとKeyを連動して制御することが可能

リモートコントロールユニット

用途に合わせて10種類から選択可能です。本体と合わせ、最大127台まで接続でき柔軟なコントロール環境を構築可能。複数のリモートコントロールユニットを組み合わせることで、大型のコントロールパネルとして機能させることも可能。ラインアップならびに詳細はリモートコントロールユニットMFR-RUシリーズのページをご確認ください。

インターフェース拡張ユニット

用途に合わせて2種類をラインアップしています。

  • MFR-TALM : タリーマネージャー
  • MFR-GPI : GPIユニット