4K/HDファイル伝送システム

IFT-40

IFT-40 は、MXFファイルを
効率よく伝送するソフトウェアです。

主な特長

MXFファイル(XDCAM HD、XAVC Intra/Long)を、受信サーバーに効率良く伝送。

  • 部分切出し伝送機能※1により、直感的に必要部分のみ無劣化で切出し。
    1.送信ソフトで切出して送信。
    2.受信サーバーから送信側に切出しを指示。連続サムネイル表示機能で切出し範囲を決定。

  • 必要な部分だけを切出して伝送することで、データ量と伝送時間を短縮、帯域を有効活用。
  • 伝送中、切出し中の追いかけ処理に対応。
  • 伝送中の素材は、対応プレイヤーIMP-200で追いかけ再生が可能。
  • 受信中の素材からも切出しが可能。切出したファイルは、クローズ済ファイルとして扱えるため、編集アプリケーションを選ばず作業可能。
  • 連続サムネイル表示機能
  • サムネイル画像の等間隔連続生成※2によるシーン確認。
  • サムネイル画像をクリックまたはタイムコードを指定して必要な範囲の伝送が可能。

MXFファイル以外のデータ伝送にも対応。

  • テキストや静止画など文書データを含む、MXFファイル以外のデータも伝送可能。

選べるシステム構成とファイル伝送方式。

  • 送受信構成は、1:1 ~ N:N (+冗長受信サーバー) で柔軟に変更可能。
  • ファイル伝送方式にSTORM®※1※3を採用。
  • 独自プロトコルにより、帯域を効率よく利用。遅延が大きい広帯域ネットワークで効果を発揮。
  • 帯域使用の上限と、帯域使用率が設定可能。他のシステムと帯域を共用する場合に占有率を調整可能。
  • ハッシュ値によるファイル整合性チェック機能を搭載。ハッシュ技術は「CRC-32-IEEE 802.3」「SHA-256」を利用可能。
  • 暗号化方式「256ビットAES」の採用により、大切なデータを保護。
  • ネットワークを自動判別、パフォーマンスを最適化。
  • 県域など近距離の場合は、標準でサポートするFTPを使った廉価なシステム構成が可能。

伝送運用を効率化するための機能を搭載。

  • 受信したファイルを複数の指定フォルダに自動追いかけコピー。
  • コピー先は、ローカルフォルダまたはネットワークフォルダ。
  • 送信ソフトで指定した受信サーバー側フォルダに保存可能。
  • 送受信端末間のチャットをGUIにビルトイン。
  • 1 オプション。
  • 2 サムネイル生成間隔と大きさはカスタマイズ可能。
  • 3 STORM®は、株式会社TBSテレビの登録商標です。

【ご提案】送信ソフトの動作環境にLTS-70を採用するメリットについて

  • バックアップ機器と送信機器の兼務が可能。
  • 未転送ファイルをLTOに蓄積して優先度別に転送するなど、帯域の有効活用を補助。
  • 可搬性を考慮した取っ手を筐体上面に配置。
  • 大容量 8TB HDDを採用、非圧縮時6TBのLTO7テープが利用可能。

画面構成

構成例 (送信ソフト x2、受信サーバー x1+冗長1、受信操作ソフト x3)