キャリブレーションを簡単かつ正確に
屋内外のバーチャルスタジオ・RCGシステムにおいて、CGとカメラ映像のずれをなくす作業はカメラキャリブレーションと呼ばれ、非常に重要かつ高度なものです。Brainstorm eStudioのプラグインソフトウェアであるIfCalibSTDを使用すると、正確なキャリブレーションが、簡単かつ迅速に行えます。
IfCalibSTDは国内ユーザの声を取り入れながら日本で開発されたアプリケーションであり、バーチャル運用に最適化されています。
主な特長
優れたユーザインターフェース
- GUIから複数のBrainstorm eStudio送出機を制御可能
- 複数箇所でソフトウェアを起動することで、作業の並列化、状態監視等が可能
レンズキャリブレーション
- レンズの持つ固有の視野角、ノーダルポイント、被写界深度等に合わせたキャリブレーションが可能
- 被写界深度に基づいたデフォーカス制御にも対応
カメラ位置キャリブレーション
- 2種類の座標系を用いた柔軟なオフセット設定が可能
- 位置オフセットの自動計算アルゴリズムを搭載
その他
- メートル、センチメートル、ヤード、尺等の単位に対応
- ウィザード形式に従って調整を行うだけで正確なキャリブレーションが可能
- 幅広いセンサ形式に対応
- 屋内外のバーチャルスタジオ、RCGシステムに対応
ライセンス
IfCalibSTDはライセンス形式を採用しています。用途に応じて選べる2種類のラインセンスをご紹介します
IfCalibSTD Proc
- IfCalibSTDのメインソフトウェア。Brainstorm eStudioのプラグイン。
IfCalibSTD Cont
- IfCalibSTDを制御するGUIライセンス。
レンズキャリブレーション
レンズのZoom、FocusにCGを連動させるための詳細な調整を行います。独自のアルゴリズム、操作画面で短時間に合わせこむことが可能です。
位置オフセット設定
センサーからの位置、角度データにオフセットをかけて、実画像とマッチさせます。3つの座標系でオフセット管理が可能です。
位置、角度オフセットの自動計算
カメラ位置を少数のマーカー点から自動的に算出します。スタジオ内だけでなく、ゴルフ場等のフィールドでも使用可能です。
各種調整
画面のアスペクト比、ディレイ、ユニットの単位(cm、m、ヤード、尺等)の設定をする画面です。