シリーズ累計販売台数1100台を突破した、EzVシリーズの最新モデル。標準構成でHD 2系統、または4K 1系統のテロップ送出が可能なキャラクタージェネレーター。
主な特長
- HD-SDI(1080/59.94i) 2 系統送出、4K(2160/59.94p/12G-SDI) 1 系統送出に対応し、切り替えも可能。
HD 1系統モード時 PGM V/K、PREV V/K 出力に対応、PGM V/K は分配出力も可能
HD 2系統モード時 PGM V/K、PREV V 出力に対応
4K モード時 PGM V/K、PREV V 出力に対応(1 系統) - フルサイズの静止画キャプチャーが可能。
HD モード時 V/K(1 系統)
4K モード時 V(1 系統) - EzV-300シリーズと変わらない操作感。(EzV-210HS、EzV-300/-12G、EzV-410の比較表はこちら)
専用ハードウェア
既存のPCベースではなく筐体から朋栄が設計することで、振動に強く、コンパクトで可搬性に優れた製品を実現。中継車やラックマウントでの運用、簡易スタジオやイベント等様々なシーンで活用可能。
多彩な利用シーン
ケーブルTV局、プロダクション、ポストプロダクションなど様々な現場で活用可能。
テロップ入力
- 統合ソフトウェアTelopStationを標準搭載。
- 1920 x 1080ピクセル以上の画面解像度にも対応。
- 上位機種VWSシリーズとのデータ完全互換を実現。
Telopstaion 機能例
3D効果
テロップの切り替え効果や、テロップ内効果として3D機能を設定することが可能。
タイムライン
各オブジェクトの動作範囲、動作開始終了位置や効果時間を、タイムラインで設定することが可能。
移動パス
オブジェクトの位置をA 地点からB 地点へと移動させるパスを設定することが可能。
色スポイト
画像やオブジェクトの任意の位置の色情報を取得する、スポイト機能を搭載。
グラフ作成
円グラフや棒グラフなど、様々なグラフをパラメーターの入力から自動生成が可能。
オブジェクトグループ化
複数のオブジェクトを1つのグループとして、移動・リサイズが可能。
その他
テンプレート入力、拡張効果、手のひらツール、キャビネットのパレット数拡大などの各種機能を搭載。
テロップ送出
- 標準構成でHD 2系統、または4K 1系統(PGM:V/K、PREV:V)のテロップ送出が可能。
- HDモードでは、2系統のテロップを送出用に同時利用、あるいは送出に1系統だけを使用して残りの1系統をテロップ入力確認用に利用することも可能。
- 入力をしながらの送出操作も可能。2系統目をプレビューラインとして活用し、1系統目でテロップを送出している時に、2系統目は独立してSDIモニターでの確認が可能。
- HD、4K共に、3D効果を加えたテロップを作成、送出することが可能。
静止画システム*
静止画システムとして、各系統でOA送出を保持したまま、映像キャプチャー、汎用イメージファイルを取り込み、即座に送出可能。
* オプション
様々な用途に対応可能なプラットフォーム
通常のテロップ送出のほかに、選挙、スポーツ、気象情報の送出 (L字送出、Twitter連動送出) など、様々な用途で活用可能なアプリケーション*を用意。
*オプション
通常の送出とスポーツコーダー*1の併用
通常のテロップ送出を行いながら、別系統でスポーツコーダー*1の送出も可能。出力を2系統装備する本機をスポーツコーダー専用機として使用中でも、使用していない出力系統を使うことで、突発的な番組告知のテロップを送出可能。また、スポーツコーダーを2系統送出するなど、同一アプリケーションの2系統送出も可能。本機のGUI以外にも、スポーツキーボード*2やテロップ送出用リモコン*3を使い、2系統の出力を複数オペレーターで同時に制御可能。スポーツコーダー用には、アマ野球 / サッカー / バレー / バスケット / ラグビー / マラソン / 対戦型(汎用)の競技用パッケージを用意。
*1 オプション *2 USB接続、オプション *3 2式まで利用可能(1系統ごとに接続)、オプション
スポーツコーダー競技用パッケージサンプル
テロップ作成端末*・送出制御端末*の増設
EzV-410本体に加え、2台までのノートPCを使って、テロップ作成や2系統の番組送出制御を同時に操作可能。テロップ素材のインポートや送出順の並び替えなども可能。
* オプション
各種NLEとの連携*
ノンリニア編集ソフトウェアEDIUS Pro / Premiere Pro / Media Composerと連携してテロップ作成を強化。文字のエッジ処理や1文字単位でのサイズ変更、装飾処理などのテロップ作成に特化した機能で、高品質なテロップを簡単に素早く作成可能。番組単位で作成したテロップを、各NLEにエクスポートすることで、番組編集効率の飛躍的な向上に貢献。
* オプション
画面のリサイズ・機能表示のレイアウト変更が自由自在
操作画面のレイアウト変更が可能。画面のリサイズに加え、2系統を左右分割した縦型2系統送出モード、全面カルタ取りモードなど、画面レイアウトの配置、ボタンの位置 / 大きさ / 種類などを細かく設定することも可能。プールフォルダに表示されるテロップの大きさも変更可能で、縦型ディスプレイやタッチパネルにも対応可能。画面レイアウトの自由度が高いので、既存機材への導入が容易。
その他の機能
- キーボードショートカット設定
キーボードに各種機能を割り当て可能。 - バックアップ機能*
テロップ素材の自動バックアップに対応。任意のDBを指定し、バックアップからデータの復旧が可能。
*オプション
比較表
EzV-210HS、EzV-300/-12G、EzV-410の比較表はこちら