朋栄のバーチャルスタジオ/RCGシステムにおいて、カメラパラメータの切り換えを行う装置。通常、CGイメージとの合成にはカメラ1台に対してCGプロセッサが1台必要のところ、DSC-100またはDSC-200を用いることで、得られるカメラパラメータ情報を切り換え可能なため、CGプロセッサの有効活用が可能。このほか、RS-422のデータルータとしても利用が可能。
主な特徴
- マルチカメラセンサシステムの構築をサポート:CG合成に必要なカメラパラメータを、CGプロセッサの前段で切り換えるため、カメラ1台ごとにCGプロセッサを用意する必要がなく、複数台のカメラによるバーチャルスタジオシステム運用の際のCGプロセッサの有効活用が可能
- カメラパラメータ出力を2系統設定可能:それぞれに別々のカメラ情報を設定可能なため、CGプロセッサを2台用意すれば、オンエア/ネクストシステムの構築が可能
- RS-422端子を8系統 (DSC-100)/16系統 (DSC-200)搭載:カメラセンサをはじめ、バーチャルスタジオに必要な各種データを集約することで、データ取扱の煩雑さを解消
- デジタルビデオスイッチャHANABIシリーズとの連動が可能:ビデオスイッチャの切り換えに合わせてDSC-100が連動、カメラ映像に対して適切なCGイメージの合成をシームレスに実現
- 視覚的でわかりやすいGUI:各種設定はPC上から簡単に操作可能
- リダンダント電源装備