CM Master Makerは、
「テレビCM素材搬入基準【2022年7月改訂版】」
に則ったCMメタデータの作成・編集・閲覧が
可能なアプリケーションです。
Ver.5.1.0.0をリリースしました。
- 「テレビCM 素材搬入基準【2022年7月改訂版】」に対応しました。
- 5.1+S音声時の平均ラウドネス値記載方式に対応しました。
【お知らせ】HDTVカセットテープ全般でのCM素材搬入は、2021年3月末をもって搬入基準外※となります。
※2021年3月末以前に制作されたCM素材は、2022年3月末までの1年間(調整期間)は例外的にHDTVカセットテープでの搬入が可能。
主な特長
HDと4Kのメディア/フォーマットに対応
- 「テレビCM 素材搬入基準2022年7月適用版」 に対応
- 運用規定にある5メディア(XDCAM、P2、HDD、SSD、SxS)に対応
- XDCAM複製時のベリファイに対応
- MXFファイルを解析し、メタデータと照合と、ラウドネス、無音区間を検査する簡易フォーマットチェック
- オンライン送稿用ハッシュの生成・検査
主な機能
「CM素材交換メタデータ」の入力、編集、保存、格納(xml 付与)
- 特に重要な10桁コードとCM素材名などの必須項目を表示します。
- 入力したメタデータの保存が可能です(一時保存)。
- XMLスキーマに従ってCMメタデータの正当性チェックが可能です。
- 任意の場所にCMメタデータ保存が可能です。
CSVファイル入力&出力
- JPPA が提供する「CM メタデータ入力支援ツール」が出力するCSVファイルに対応しています。
メタ未格納マスターへのメタデータ(XML)格納 (メタ格納済み搬入素材ファイル原版の作成)
- それぞれのメディアに応じた保存場所へのXMLファイルの格納に対応しています。
クレジット画像生成機能
- メタデータを反映したクレジット画像ファイル(BMP)の生成が可能です。
- HD時、1920x1080解像度で出力
- 4K時、3840x2160解像度で出力
- 会社名、ロゴ画像の設定が可能
クレジット画像比較機能
- MXFファイルのクレジットと CM メタデータから作成したクレジットを比較することが可能です。
MXFファイルを再生する外部プレイヤー連携機能
- MXFファイル再生に対応した任意のプレイヤーソフトを、外部プレイヤー呼出し機能に指定可能です。
- MXFファイル内の字幕データをPC画面上の動画にオーバーレイ表示可能なMXF字幕プレイヤーIMP-210を指定可能です。字幕付きCMの再生確認に最適です。
- IMP-210を外部プレイヤーに指定した場合のみ、サムネイルをダブルクリックすると、サムネイル地点にキューアップします。
複数素材管理
- CM メタデータから記録票の生成が可能です。
- サムネイルの同時印刷が可能です。(MXF との紐づけが必要)
複数素材管理
- 複数素材管理を使用すると一枚のXDCAMメディアに複数タイプのCM(15秒、30秒、Aパターン、Bパターンなど)が保存されていてもCMメタデータを付与することが可能です。また、字幕つきCM素材と元素材の管理にも最適です。
- 複数素材が入ったXDCAMメディアからCM搬入基準に沿ったXDCAMメディア(一枚のXDCAMメディアに一素材)を作成することが可能です。
ハッシュ生成
- オンライン送稿用にCM素材、CMメタデータのハッシュ値(SHA-1)を生成し、ファイルに保存可能です。
- MXFおよびXMLとそのハッシュファイル(CM 素材ハッシュファイル HSF、CM メタデータハッシュファイル HSM)の比較検査が可能です。
ハッシュ値が一致 ハッシュ値が不一致
印刷機能
- メタデータを反映した、「JAC、JPPA新・統一帳票推奨ルール」、「CM素材のメタデータ登録における 20文字オーバーの広告主名業界統一「 入力ルール 」について」に基づいたクレジットとケース用のラベル印刷に対応しています。
- XDCAM プロフェッショナルディスク(CMモデル)、通常ケース、SSD、HDD、SxSのラベル印刷に対応しています。
- CMメタデータ 一覧印刷機能を追加しました。
- メディアのみ、メディアケースのみでの個別ラベル印刷が可能です。
- PDF出力によるプレビューが可能です。
- 印刷ラベルに会社名、会社ロゴを印刷可能です。
<印刷機能の画面イメージ>
<印刷イメージサンプル>
複製機能
- メタ格納済み搬入素材ファイル原版のメディアコピーが可能です。 ※XDCAMのみ。
- コピー後のベリファイが可能です。
- 最大4ドライブ接続しての並列コピーが可能です。
<複製機能のイメージ>
最大4台のPDW-U4/U2/U1ドライブを接続し、連続コピーが可能です。
ペリファイ機能により、コピーしたMXFファイルの映像・音声の同一性を検査できます。
<複製機能のイメージ>
最大4台のPDW-U4/U2/U1ドライブを接続し、連続コピーが可能です。
ペリファイ機能により、コピーしたMXFファイルの映像・音声の同一性を検査できます。
<複製機能の画面イメージ>
作業ログ保存
- 操作履歴やメタデータ更新履歴(メタ項目名とその内容)を保存可能です。
字幕付きCM対応
- 字幕付きCM素材搬入暫定基準に対応しています。
FTPクライアント機能
- XDCAMレコーダー、XDCAM StationにFTP接続し、CMメタデータの保存が可能です。
簡易チェック機能
- CMメタデータとMXFファイルの突き合わせチェックが可能です。
- ラウドネス値検査が可能です。
- ラウドネス値検査は、CM 搬入基準どおりのラウドネス値となっているかを検査します。
- CM 本編区間のみを計測するため、本編の音声のみを抜出す作業が不要です。
- 5.1+S構成の音声時は、5.1chとステレオのラウドネス値を計測して記載します。
<簡易チェック機能の画面イメージ>
- 無音検査が可能です。
- 無音検査は、CM 搬入基準どおりの無音区間(スタートタイムコード前後の-5秒~+0.5秒、本編終了タイムコード前後の-0.5秒~+3秒)となっているかを検査します。
<運用イメージ>