CM Master Makerは、
「テレビCM素材搬入基準【2020年11月改訂版】」
「テレビCM 4K素材搬入基準【2018年12月適用】」
に則ったCMメタデータの作成・編集・閲覧が
可能なアプリケーションです。
Ver.4.0.0.0をリリースしました。
- クレジット画像に、会社名とロゴ画像の追加が可能になりました。
- 印刷ラベルに、会社名とロゴ画像の追加が可能になりました。
- サムネイル画像付きCM記録票の生成に対応しました。
- 簡易フォーマットチェック機能に、ラウドネス検査、無音検査を追加する機能強化を行いました。
- オンライン送稿用ハッシュ値を検査する機能を追加しました。
- MXFファイルのクレジットと、CMメタデータから作成したメタデータの比較機能を追加しました。
- CMメタデータを、任意の保存先に出力出来るようになりました。
- 操作性を改善しました。
【お知らせ】HDTVカセットテープ全般でのCM素材搬入は、2021年3月末をもって搬入基準外※となります。
※2021年3月末以前に制作されたCM素材は、2022年3月末までの1年間(調整期間)は例外的にHDTVカセットテープでの搬入が可能。
主な特長
HDと4Kのメディア/フォーマットに対応
- 「テレビCM素材搬入基準【2020年11月改訂版】」 に対応
- 「テレビCM 4K素材搬入基準2018年12月適用版」 に対応
- 運用規定にある5メディア(XDCAM、P2、HDD、SSD、SxS)に対応
- XDCAM複製時のベリファイに対応
- MXFファイルを解析し、メタデータと照合する簡易フォーマットチェック
- オンライン送稿用ハッシュの生成・検査
主な機能
「CM素材交換メタデータ」の入力、編集、保存、格納(xml 付与)
- 特に重要な10桁コードとCM素材名などの必須項目を表示します。
- 入力したメタデータの保存が可能です(一時保存)。
- XMLスキーマに従ってCMメタデータの正当性チェックが可能です。
- 任意の場所にCMメタデータ保存が可能です。
CSVファイル入力&出力
- JPPA が提供する「CM メタデータ入力支援ツール」が出力するCSVファイルに対応しています。
メタ未格納マスターへのメタデータ(XML)格納 (メタ格納済み搬入素材ファイル原版の作成)
- それぞれのメディアに応じた保存場所へのXMLファイルの格納に対応しています。
クレジット画像生成機能
- メタデータを反映したクレジット画像ファイル(BMP)の生成が可能です。
- HD時、1920x1080解像度で出力
- 4K時、3840x2160解像度で出力
- 会社名、ロゴ画像の設定が可能
外部プレイヤー呼び出し機能
- 再生ボタンを使用した際にMXFファイルを再生する、外部プレイヤーが設定可能です。
- MXFファイル内の字幕データをPC画面上の動画にオーバーレイ表示可能なMXF字幕プレイヤーIMP-210を指定可能です。字幕付きCMの再生確認に最適です。
- その他、SONY製Catalyst BrowseなどのMXFファイル再生に対応した様々なプレイヤーソフトを指定可能です。
複数素材管理
- 複数素材管理を使用すると一枚のXDCAMメディアに複数タイプのCM(15秒、30秒、Aパターン、Bパターンなど)が保存されていてもCMメタデータを付与することが可能です。
- 複数素材が入ったXDCAMメディアからCM搬入基準に沿ったXDCAMメディア(一枚のXDCAMメディアに一素材)を作成することが可能です。
ハッシュ生成
- オンライン送稿用にCM素材、CMメタデータのハッシュ値(SHA-1)を生成し、ファイルに保存可能です。
- MXFおよびXMLとそのハッシュファイルの比較検査が可能です。



ハッシュ値が一致 ハッシュ値が不一致
印刷機能
- メタデータを反映した、「JAC、JPPA新・統一帳票推奨ルール」、「CM素材のメタデータ登録における 20文字オーバーの広告主名業界統一「 入力ルール 」について」に基づいたクレジットとケース用のラベル印刷に対応しています。
- XDCAM プロフェッショナルディスク(CMモデル)、通常ケース、SSD、HDD、SxSのラベル印刷に対応しています。
- CMメタデータ 一覧印刷機能を追加しました。
- メディアのみ、メディアケースのみでの個別ラベル印刷が可能です。
- PDF出力によるプレビューが可能です。
<印刷機能の画面イメージ>
<印刷イメージサンプル>
複製機能
- メタ格納済み搬入素材ファイル原版のメディアコピーが可能です。 ※XDCAMのみ。
- コピー後のベリファイが可能です。
- 最大4ドライブ接続しての並列コピーが可能です。
<複製機能のイメージ>
最大4台のPDW-U4/U2/U1ドライブを接続し、連続コピーが可能です。
ペリファイ機能により、コピーしたMXFファイルの映像・音声の同一性を検査できます。
<複製機能のイメージ>
最大4台のPDW-U4/U2/U1ドライブを接続し、連続コピーが可能です。
ペリファイ機能により、コピーしたMXFファイルの映像・音声の同一性を検査できます。
<複製機能の画面イメージ>
作業ログ保存
- 操作履歴やメタデータ更新履歴(メタ項目名とその内容)を保存可能です。
字幕付きCM対応
- 字幕付きCM素材搬入暫定基準に対応しています。
FTPクライアント機能
- XDCAMレコーダー、XDCAM StationにFTP接続し、CMメタデータの保存が可能です。
簡易チェック機能
- CMメタデータとMXFファイルの突き合わせチェックが可能です。
- ラウドネス他検査が可能です。
<簡易チェック機能の画面イメージ>
<運用イメージ>