製品情報
マルチチャンネルビデオサーバー MBP-1100VSシリーズを出荷
SDIモデルとMedia over IPモデルそれぞれに、グラフィックス2系統出力モデルを設定
2024年12月10日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1
株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、マルチチャンネルビデオサーバー MBP-1100VSシリーズにラインアップを追加いたしました。MBP-1000VSシリーズの後継機として、ベースモデルとなる MBP-1100VS-Pを3月から出荷しておりましたが、グラフィック送出対応モデル MBP-1100VS-G2、Media over IP対応ベースモデル MBP-1100VS-IP-P、同グラフィックス送出対応モデル MBP-1100VS-IP-G2を追加し、MBP-1100VSシリーズとして展開してまいります。
型名: |
MBP-1100VS-P |
MBP-1100VS-G2 |
MBP-1100VS-IP-P |
MBP-1100VS-IP-G2 |
MBP-1100VSシリーズは、収録/再生サーバー用途だけでなく、インジェスト用途にも利用可能で、ベースバンド/Media over IP環境とファイルベース環境の橋渡しが可能な共通プラットフォームを採用したビデオサーバーです。グラフィックス対応モデルでは、テロップの同時送出や合成出力が利用できます。MBP-1100VSシリーズは入力4、6、8系統のモデルに、それぞれ1.2TB〜9.6TBまで4種類の容量のSSDを設定しており、利用環境に合わせて入出力数やSSD容量を柔軟に選択いただけます。さらに、ベースモデルとなるMBP-1100VS-Pの入力8系統モデルには、大容量の19.2TB SSD搭載モデルも追加設定しています。
MBP-1100VS-Pは、MBP-1100VSシリーズのベースモデルとなり、4入力8出力、6入力12出力、8入力16出力の3モデルを揃えています。いずれもMPEG2ハードウェアコーデックを搭載し、XDCAM HD(MPEG-2 10bit 4:2:0 25Mbps(CBR)/35Mbps(VBR))またはXDCAM HD422(MPEG-2 10bit 4:2:2 50Mbps(CBR))の各コーデックによるMXFフォーマットで収録/再生します。4Kオプションにより12G-SDI入出力が可能となり、XAVC QFHD Intra Class480/300 VBR/CBRハードウェアコーデックを追加できます。
MBP-1100VS-G2はHD専用モデルとなり、MBP-1100VS-Pの3モデルにグラフィックス2系統の出力(PGM V/K、PREV V/K)が追加されています。
MBP-1100VS-IP-Pは、MBP-1100VSシリーズのMedia over IP入出力対応ベースモデルとなり、SFP28ポートを搭載しています。入力・出力 各4、6、8ストリームの3モデルから選択可能。いずれもSMPTE ST 2110のビデオ、オーディオ、アンシラリーの入出力が可能で、SMPTE ST 2022-7のヒットレス二重化に対応します。MPEG2ハードウェアコーデックを搭載し、XDCAM HD(MPEG-2 10bit 4:2:0 25Mbps(CBR)/35Mbps(VBR))またはXDCAM HD422(MPEG-2 10bit 4:2:2 50Mbps(CBR))の各コーデックによるMXFフォーマットで収録/再生します。プレビュー用にHD-SDI出力を搭載しており、同期はPTPあるいはBBまたは3値シンクによるゲンロックを利用可能です。
MBP-1100VS-IP-G2は、MBP-1100VS-IP-Pの3モデルにグラフィックス2系統の出力(PGM V/K、PREV V)を追加しています。