お知らせ

放送に最適化されたIP伝送技術を持つAMMUXと協業

リモート制作/IP制作ソリューションにおいて低遅延のエンコード/デコードを実現

2022年 4月21日

株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は4月21日、放送に最適化されたIP伝送技術を持つAMMUXと、リモート制作/IP制作ソリューションの提供に向け協業することを発表しました。AMMUXのIP伝送技術を活用したIP制作ソリューションは、4月24日(日)から27日(水)まで米国ネバダ州ラスベガスで開催される2022 NAB Show(全米放送機器展、主催・全米放送事業者協会、於・ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC))の朋栄ブース(セントラルホールC5408)において、リモート制作ソリューションのIP伝送部分に活用して紹介する予定です。

AMMUXのチーフサイエンティストであるセルジオ・アミラータ(Sergio Ammirata)は、同社のIP伝送技術について次のように話しました。 「当社独自のIP技術は、すべてソフトウェアベースの技術であり、クラウドベースの制作環境においても利用可能です。朋栄が提唱しているSoftware Defined化されたIPソリューションにおいても、堅牢で信頼性の高いIP伝送環境を提供できます。複数の高品質ビデオ、オーディオ、データストリームを、安全なRISTトンネルを経由してIP伝送することができ、WebRTCをサポートするWebブラウザー使用して、どこからでもコンテンツにアクセスすることができるようになります。」

AMMUX独自のソフトウェアベースのIP技術は、朋栄の「Software Defined IP Solution」における新しいアーキテクチャとして、新しいリモート制作ソリューションの一部に組み込まれます。 AMMUXオペレーティングシステムは、放送用途用に最適化されており、低遅延のエンコード/デコードに加え、安全なRIST(Reliable Internet Stream Transport)プロトコルによる転送が可能です。RISTトンネルは、ビデオ、オーディオ、データの複数のストリームのほか、機器制御のストリームも同時に扱うことができます。 WebRTC(Web Real-time Communication)も組み込まれているため、再生プレーヤーやゲートウェイを使用することなく、Webブラウザーを使って、どこからでもファイルアクセスすることが可能になります。

朋栄代表取締役社長の清原克明は、今回の協業について次のように話しています。 「2022 NAB Showにおいて朋栄は、これまでの信号処理をソフトウェアベースで実現していく『Software Defined』というコンセプトを初めて打ち出し、各社の機器を活用しながらエンドtoエンドのIP制作ソリューションを紹介します。AMMUXの持つIP伝送技術はクラウドベース環境においても活用可能であり、今後、朋栄が提供するIPライブ制作ソリューション全体で活用できるようになることを期待しています。」

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