製品情報

Dejeroがモバイルトランスミッター新モデルEnGo 265を発売

低遅延、セキュリティー強化に加え、インターネット接続用のGateWayモードを搭載

2022年2月17日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)が国内総販売代理店をしているDejero Labs Inc. (カナダオンタリオ州ウォータールー、www.dejero.com)は、さまざまな場所で配信する必要のある報道や各種中継用途向けに、モバイルトランスミッターの新モデルDejero EnGo 265を発表しました。EnGo 265は、小型で内蔵バッテリーを搭載したモバイルトランスミッターEnGo 260の後継機として、国内では2022年2月から、210万円(税別)で発売しました。

型名:
発売時期:
希望小売価格:

EnGo 265
発売中(2021年2月〜)
210万円(税別)

※価格には購入後 1年間のEnGo Care(保守)が含まれます。

EnGo 265Dejero EnGo 265はGateWayモードを新搭載

Dejeroは、EnGo 265において、放送およびメディア市場向けの新機能を追加しました。従来モデルのEnGoよりも低遅延となる0.5秒を実現しながらも、伝送時のビデオストリームのAES256暗号化に加え、セキュリティーを強化したLinux OSとハードウェア認証するための暗号化プロセッサーを搭載することにより、伝送時のセキュリティーも強化しています。さらに、ワイヤレスブロードバンドインターネット接続用の新しい「GateWayモード」を搭載しました。また、EnGo 265には新しいバックパックが提供され、有線リモコンが使用可能となります。これにより、カメラマンはライブストリームの開始/停止を簡単に操作でき、ステータスを監視可能になります。

Dejeroで製品管理責任者を務めるイボンヌ・モンテローソ(Yvonne Monterroso)氏は、EnGo 265について次のように話しています。
「報道取材は、現場からの映像を伝えるためにバックパック送信機に頼っています。2度と繰り返されない現場の様子を伝えるには、送信時の信頼性が最も重要です。 EnGo 265は、信頼性の高いライブ伝送に加え、同じく信頼性の高いワイヤレスブロードバンド接続によるインターネット環境を提供することにより、現場取材やライブ制作がより効率良く進められるようにしました。」

EnGo 265は、DejeroのSmart Blending Technologyにより、複数のネットワーク接続と同時に、変動する帯域幅、パケット損失、それぞれの接続における遅延差をリアルタイムに管理しています。今回、アルゴリズムを強化することにより、接続が困難な環境での信頼性をさらに向上させました。複数の携帯回線接続から受信側の映像表示までの遅延が0.5秒と短くなり、スタジオから取材レポーターへのトークバックも、より背前な会話が可能になります。

EnGo 265に新たに搭載されたGateWayモードは、複数の回線をブレンドすることで得られる高速インターネット接続環境を現場に提供します。固定回線接続と同等の信頼性とスループットを提供し、ライブ伝送とインターネットゲートウェイ機能を単一デバイスに統合しています。多くの取材現場やリモート制作では、複数の通信事業者の携帯回線接続が利用されますが、EnGo 265は必要に応じて衛星接続を利用することもできます。GateWayモードによりEnGo 265は、ブロードバンドアクセスポイントとして機能し、現場での情報収集に必要なインターネットアクセスや、クラウドサービスへのアクセスを可能にします。これにより取材/撮影チームは、大きなファイルを確実に、安全に、迅速に転送でき、メディア管理システムや報道システムへのアクセス、ソーシャルメディアでのコンテンツ公開が可能になります。


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