製品情報
SDI/IP統合管理制御ソフトウェアSOM-100を発売
新製品情報
SDI/IP統合管理制御ソフトウェアSOM-100を発売
SDI環境 / IP環境を意識することなく、1つのシステムとして運用が可能
2019年1月11日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1
株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、SDI/IP統合管理制御ソフトウェアSOM-100を2018年12月から発売いたしました。
SOM-100 マトリクス切り換え画面
SOM-100 トップ・ブッキング表示画面
SOM-100 監視表示画面
信号分配設備や回線設備からIP化を始めるか、制作設備からIP化を始めるかというIP化へのアプローチの違いはあっても、IP化を進めるためには、IPアドレスをはじめ、映像信号、音声信号、制御信号など、複数の信号種を管理し制御するシステムが必要不可欠です。また、最終的に、完全なIP環境に移行するまでは、必ずSDI環境とIP環境の制作システムが混在する段階が生じます。その段階においては、SDI/IPのそれぞれの環境で個別に機器を設定して運用するのではなく、映像・音声信号をはじめ、各種グラフィックス、制御信号を1つのシステム環境として運用できることが求められます。
SOM-100ソフトウェアは、Ember+プロトコルを用いて制御を行い、SDI環境/IP環境にある各機器を制御して、1つのシステムとして管理できる統合環境を実現する核となるソフトウェアです。IPの柔軟性を活かしながら遠隔地からも機材を活用できるリモート制作をはじめ、各機器を共有しながら利用できるようにするリソースシェア、必要な時に目的に応じて機材を割り当てるシステムチェンジを効率的に行うことが可能です。ルーティングスイッチャーMFRシリーズ、マルチビューワーMVシリーズ、シグナルプロセッサーFAシリーズなど朋栄の各種SDI製品は、Ember+ドライバーソフトウェアを使用して統合制御環境に組み込み可能です。
SDI/IP統合管理制御ソフトウェアは2種類あり、通常運用時に利用する主系用のSOM-100MAINと、通常運用時は各種設定をバックグラウンドでバックアップし、障害発生時に自動的に切り替わる従系用のSOM-100SUBで構成されます。システムを安定運用するため主系と従系の2系統は常に動作し、障害発生時にはシームレスに制御が切り替わります。WEBブラウザを使用したGUIからは、統合制御対象となる機器を自動認識し、それぞれの機器の専用アプリケーションを使用することなく各種設定をすることが可能で、IP機器か、SDI機器かを意識することなく、IP環境内で自由に機器構成を変更することができます。また、時間による予約設定といったブッキング機能にも対応します。
品名: |
統合制御ソフトウェア(主系用/従系用) |
*)5台分の被制御機器用ライセンスを含む。
SOM-100には、5台分の被制御機器ライセンスが含まれますが、SOM-10DEVオプションにより、運用するシステム規模に応じた機器台数分あるいは複数モジュール数分のライセンスを追加して、統合制御の範囲を拡大することが可能です。さらに、SOM-10MLVR/SOM-10MLGWソフトウェアを追加することで、株式会社メディアリンクス製IPビデオルーターIP-VRシリーズやIPゲートウェイIP-GWシリーズを利用することが可能になります。
オプション: |
制御対象機器追加 |
メディアリンクス製IP-VR/PCS対応 |
メディアリンクス製IP-GW対応 |
**)主系用/従系用ソフトウェアのそれぞれに被制御機器のライセンスを追加することが必要になります。
新製品に関するお問い合せ
株式会社朋栄 国内営業本部
TEL:03-3446-3121 FAX:03-3446-4451
E-mail: sales@for-a.co.jp