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Dejero社 中核ソフトウェアのアップデートを実施、ビデオ品質と効率を向上

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Dejero社 中核ソフトウェアのアップデートを実施、ビデオ品質と効率を向上

HEVC対応、対応フレームレートの追加、録画機能強化を実施


2018年4月6日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)が国内総販売代理店として活動している、カナダDejero社は、同社製品で利用しているソフトウェア「Core」の新バージョンを発表しました。Coreは、すべてのDejeroトランスミッタとレシーバで動作し、複数のネットワークプロバイダからのIP接続のインテリジェントで動的な接続を担う独自のテクノロジーを備えています。。最新バージョンであるCore 5.0は、ラスベガスで2018年4月9-12日に開催される2018 NAB Showで同社ブースに展示されます。(セントラルホール ブースNo. C2025)

Dejero EnGo

Dejero PathWay

Dejero WayPoint

「Coreソフトウェアのバージョンアップにより、より高いレベルのパフォーマンスとビデオ品質を提供しながら、放送事業者やメディア企業の皆様のワークフローの更なる簡素化を支援していきます。」とDejeroの創設者Bogdan Frusinaは説明します。

Dejero Core 5.0は、高品質にビデオをエンコードし、複数のIPストリームで確実に送信、低遅延で卓越した品質を提供する汎用性の高いモバイルトランスミッタDejero EnGoにHEVCコーデックサポートを追加します。EnGoは、業界最高峰のオート・トランスポートとアダプティブ・ビットレートエンコーディング技術(帯域幅が限られている場合に画質を最適化)に加え、最新の圧縮規格であるHEVCを組み合わせることができます。HEVC圧縮により、低ビットレート時においても高品質な映像を提供することが可能になります。Core 5.0ソフトウェアのアップデートは対象のお客様に無料で実施し、追加のハードウェアを購入する必要はありません。

Core 5.0は、Dejero EnGo、GoBox、およびVSETトランスミッタ、Dejero Broadcast Server、Cloud ServerおよびMultiPointクラウドサービスに1080/25pと1080/30pのフォーマットも追加します。新製品であるHEVC対応PathWayラックマウントエンコーダ/トランスミッタとWayPointレシーバは、1080/25p/30p/50p/60pフォーマットをサポートします。追加されたフレームレートにより、スポーツおよびeSportsの取材等の現場から、滑らかで高品質な映像を提供可能です。

「視聴者へ最高の映像体験を届けることを目指し、お客様にDejero製品を最大限活用いただいております。1080/60pのサポートにより、これからは、スポーツイベントをはじめ、今後の発展が期待されるeSports、その他の動きの激しいコンテンツなど、あらゆる現場からの中継において、これまでにないレベルの品質を提供いたします」とKevin Fernandes副社長は話しています。

Dejero Core 5.0ソフトウェアは、HEVCとフレームレートの強化に加え、現場のオペレーターがトランスミッタに記録されたクリップ名を変更できるため、放送局での検索と管理が容易になります。さらに12Mbpsと15Mbpsで記録するオプションも追加され、録画映像としても高画質なコンテンツを提供します。Dejeroトランスミッタの大容量ストレージは、これらの高品質記録に十分な容量を有しています。

ワークフローを簡素化し、時間の節約が可能なDejero Core 5.0ソフトウェアは、映像品質のパフォーマンスを引き続き促進し、放送に携わる皆様のコンテンツの品質向上を支えます。このソフトウェアアップデートは5月に予定され、2018 NAB ShowのDejeroブースで初めてお披露目されます。

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