MV-1600HSシリーズ

HD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジットおよびRGB信号の混在入力に対応

入力信号の種類／数に応じて複数モデルをラインナップ (下表参照)。システム規模や入力信号種に合わせた最適な1台を選択できます。入力信号は非同期入力が可能。また、NTSCやPAL、1080/59.94iや1080/50iなど異なるフレームレートの混在入力にも対応しています。

DVIまたはHD/SD-SDI出力モデルをラインナップ

出力端子の違いにより2シリーズをラインナップ

• MV-1610HSシリーズ：DVI-I出力端子を搭載、出力最大解像度はWUXGA（1920 x 1200 pixel）に対応、大型画面やPCモニタ等での利用が容易です
• MV-1611HSシリーズ：HD/SD-SDI出力端子を搭載、放送局内のベースバンドシステムとの親和性の高いモデルです

• 2 出力は同一映像を出力

レイアウトエディタ

PC上で動作するレイアウトエディタを標準添付。分割パターンやタイトル表示など各種設定をPC上から自在に変更可能です。設定内容は機器本体内にメモリされるため、設定後はPCを利用することなく単独利用が可能です。

ネットワーク動画転送機能

レイアウトエディタのほかに、PC上で出力映像を確認可能なネットワーク動画転送機能を搭載。Ethernet経由で出力映像をネットワーク上に転送し、サブモニタとしての利用や遠隔地での利用が可能です。

オーディオレベル表示

HD/SD-SDIに重畳されたエンベデッドオーディオ信号のレベル表示機能を装備 (8ch表示)。表示位置や表示チャネル数、表示グループは、レイアウトエディタ上で入力チャネル毎に自由に変更可能です。

タリー表示／タイトル表示／タイムコード表示／ロゴ表示

• タリー表示：外部タリー入力を搭載。赤／緑／オレンジから選択可能です
• タイトル表示：入力チャネル毎にタイトル表示が可能。英数字、記号だけでなく、漢字表示にも対応（最大16文字）、文字サイズ、文字色、エッジの付加、透明度も入力チャネル毎に変更可能です
• タイムコード表示：HD/SD-SDI信号のアンシラリタイムコードを表示可能です
• ロゴ表示：ロゴ登録ソフトウェアで登録したビットマップを表示可能です（2種類登録可能）

時刻表示／ビデオフリーズ検知機能装備

• 時計表示：外部LTC信号に連動可能な時計表示機能を搭載。アナログまたはデジタル表示を選択できます
• ビデオフリーズ検知：HD-SDI、SD-SDI入力信号が一定時間全く同じデータの場合に「FREEZE」を表示

標準機能に加え、各種追加機能の実装が可能

• DVIデュアル出力：標準の出力画面とは別に、独立した分割出力が可能 (MV-1610HSシリーズ専用オプション)＊
• DVIミラーリング出力：標準の出力と同一画面の出力が可能(MV-1611HSシリーズ専用オプション)
• SNMPに対応：入力信号およびファンアラーム状態を外部から監視可能 (MV-1610HSシリーズ専用オプション)
• リダンダント電源の実装が可能

• 同一チャネルを2画面に表示する場合、双方の表示位置、表示サイズは同一となります
• DVI出力1とDVI出力2は同一解像度、同一周波数での表示となります