バーチャルスタジオ/ARシステム
VRCAMシリーズをリニューアル

株式会社朋栄（代表取締役社長：清原克明、本社：東京都渋谷区）は、バーチャルスタジオ/ARシステム VRCAM-NXをリニューアルし、ノートPC運用が可能なソフトウェア版のVRCAM-Liteと、Unreal Engineによる高画質なバーチャルスタジオ/AR運用が可能なVRCAM-NX2で構成するVRCAMシリーズとして出荷を開始しました。

型名： 発売時期： 希望小売価格：　 備考：

VRCAM-Lite 発売中(2023年12月〜)　 80万円(税別) ソフトウェアのみ ゲーミングノートPC(推奨)が　　 別途必要になります。

VRCAM-NX2 Proc 発売中(2024年1月〜)　 60万円(税別) プロセッサーソフトウェア 送出用ワークステーション(別売)と　　 組み合わせたターンキー提供です。

VRCAM-NX2 Cont 発売中(2024年1月〜)　 20万円(税別) 制御ソフトウェア 制御用のPCが必要です。送出用ワーク ステーションを兼用することも可能です。

VRCAM-Lite

■ノートPC運用でより手軽なバーチャルスタジオ/AR運用を目指したVRCAM-Lite
VRCAM-Liteはソフトウェアでの提供とし、1台のカメラでより手軽にバーチャルスタジオを利用できるよう、ゲーミングノートPCでの運用を可能にしました。CGレンダリングエンジンはVRCAM-NX2と同様にBrainstormを採用。背景セットは約160種類のCGライブラリーから5セットまで標準で利用でき、別途購入することも可能。このCGライブラリーの利用により、CG制作コストを抑えた運用を実現できます。クロマキー合成を使用したフルバーチャル演出、バーチャル空間内で仮想的なカメラワークを行うことも可能です。

カメラ入力は1台のみですが、センサー連動または仮想カメラを使用してバーチャル運用することができ、合成映像出力はNDI®で出力されます。カメラ入力にはWebカメラを活用することも可能です。NDIを使用したカメラ入力にも対応しており、FreeDトラッキングデータ出力付きNDI対応リモートカメラを使用することでAR運用も可能になります。

■Unreal Engineを活かしたバーシャルスタジオ/AR運用を1台で実現するVRCAM-NX2
VRCAM-NX2はVRCAM-NXの後継モデルとして発売され、1台のワークステーションでフルバーチャルスタジオ運用とAR運用に対応します。SDI入出力に加えて、新たにNDI入出力にも対応。さらに、オプションのUnreal Engine連携機能を追加することで、Unreal Engineで作られた高品位な背景CG映像の利用も可能⁽*¹⁾です。

仮想カメラは最大4台まで対応し、カメラごとに最大16ポジションを設定することが可能です。また、カメラをトラッキング出力付きリモートカメラ⁽*²⁾で運用することで、AR運用にも対応します。ifCalib2カメラ連動オプションにより、さまざまなトラッキングシステムに対応でき、リモートカメラ以外でもカメラに連動した運用が可能となります。

VRCAM-NX2は、プロセッサーソフトウェアVRCAM-NX2 Procがインストールされたワークステーション(送出機)と、制御ソフトウェアVRCAM-NX2 ContがインストールされたPCベース制御機の構成で動作します。VRCAM-NX2 Contを送出機にインストールして1台での運用も可能です。1台の制御機から複数の送出機を切り替えて制御したり、同時制御したりすることも可能。さらにGPIや汎用リモコンを使用した外部制御にも対応します。

(*1)送出機1台につきカメラは1台まで。　(*2)機種指定あり
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