製品情報

マルチチャンネルプロセッサーFA-1616シリーズを順次出荷

最大32系統のビデオ信号処理、SoftwareDefined機能拡張、SDI/MoIP混在処理、オーディオ信号処理などに対応

2023年9月5日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)は、マルチチャンネルプロセッサーFA-1616シリーズの出荷を順次開始します。

FA-1616FA-1616シリーズ

FA-1616シリーズは、12G-SDIに対応した、16入力・16出力のHD-BNC端子を持つFA-1616HB-12Gと16入出力の標準SDI端子を持つFA-1616B-12G、3G/HD-SDIで32入出力が可能なHD-BNC端子を持つFA-1616HB-3Gの3モデルで構成されます。

型名:
発売時期:
希望小売価格: 

FA-1616HB-12G
発売中(2023年8月〜) 
280万円(税別)

FA-1616B-12G
2023年11月下旬予定 
280万円(税別)

FA-1616HB-3G
2024年2月下旬予定 
280万円(税別)

■最大32系統のフレームシンクロナイザー、Software Definedにより必要な機能に応じた設定変更が可能
1RUのコンパクトな筐体のFA-1616は、最大32系統の入出力を搭載し、4K(*1)/HDに対応した各種信号処理を行えるマルチチャンネルプロセッサー。ビデオ/オーディオの信号処理を行うプロセッサーを最大4つ使用できるプロセッサーブロックを2つ搭載しており、1つのプロセッサーで、4Kビデオ1系統またはHD4系統、16chオーディオ4系統の信号処理が可能です。各プロセッサーブロックは、用途や必要な機能に応じて、プロセッサーブロックごとに同一あるいは異なるコンフィグレーションを設定することができます。

FA-1616は、フレームシンクロナイザーの基本機能に加え、標準でプロセスアンプ、クリップ、テストシグナル出力、RGBカラーコレクターの各機能を利用することができます。さらに、ユーザーが使用する環境に応じてソフトウェア機能を追加することができるSoftware Definedアーキテクチャーを採用しており、アスペクト変換、アップ/ダウン/クロス変換、HDR/SDR変換、3D LUT変換、リサイズ/ポジション移動、3G Level-A/B変換、SQD/2SIギアボックス、フレームディレイ、簡易フレームレート変換などの各機能を追加することが可能です。

■SDIエンベデッド、MADI、Dante、AES、アナログの各オーディオ処理に対応
FA-1616は、オーディオ処理に対応していることも特長です。標準でオーディオMUX/DEMUX、オーディオサンプルレート変換、オーディオリマップ、オーディオディレイ、オーディオゲインの処理を行うことが可能で、標準のSDIエンベデッドのオーディオ処理に加えて、各種オーディオ入出力基板を追加することにより、MADI、Dante、AES、アナログの各オーディオ入出力の信号処理を可能にします。

■オプションでSMPTE ST 2110/2022-6入出力が可能、SDI/MoIPゲートウェイ機能によりSDI/MoIP混在環境に対応
FA-1616は、SDI/MoIP混在環境にも対応します。Media over IP入出力基板を追加することでSMPTE ST 2110、ST 2022-6によるMoIP入出力にも対応し、SDI/IPゲートウェイ機能によりSDI入力MoIP出力、MoIP入力SDI出力が可能になります。

Media over IP入出力基板は25GbE(SFP28)ポート2系統を2組搭載しており、SMPTE ST 2022-7ヒットレス2重化に対応します。ST 2022-6時に3G 14ストリームまたは1.5G 16ストリームの送受信、ST 2110時に3G/1.5Gで16ストリームまたは4K 4ストリームの送信または受信、あるいは3G/1.5G 8ストリームまたは4K 4ストリームの送受信が可能です。MoIP基板を2枚実装することで、送受信チャンネル数の拡張や、ST 2022-6とST 2110の相互変換にも対応可能です。

(*1)オプション


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