Red、Green、Blue専用のCCDセンサーを実装し、
2Kリアルタイムスキャニングを実現したThomson社の最新テレシネ。
全世界で260台以上の販売実績があり、HDテレシネのディファクトスタンダードと言われているSpirit Data Cineの後継機種です。
SD、HDのテレビフォーマット出力に加え、Data出力(DPX)を標準でサポートしていますのでデジタル・インターミディエイトの用途にも使用可能です。
ピックアップデバイスには、Red、Green、Blue専用のCCDセンサーを実装し、ネガティブ2Kのリアルタイムスキャニングを実現しています。
CCDセンサーから取り込まれた映像は、テレシネ内部で16-Bitデータとして処理されていますのでテレビフォーマット出力時、Spirit Data Cineでは再現できなかった暗部のディテールまで忠実に出力する事が可能になりました。
データ出力は、ASC(アメリカ映画撮影監督協会)やDCI(デジタルシネマ・イニシアチブ)が提唱する4K/12-Bitフォーマットを超える4K/16-Bitの解像度で出力されます。
また、CCDセンサーには、4K(4096ピクセル) のラインセンサーアレイもが実装されていますのでSpirit 2KからSpirit 4Kへのアップグレードが可能です。
主な特長
- Super 35 mm, Academy 35 mm、Standard and Super 16 mmのフィルムを使用可能
2-perf,3-perf, 4-perf, and 8-perf(VistaVision:Option) - 2Kサイズのスキャニングは、リアルタイムスキャニング可能(30fps)
- Kodak社の特許技術である拡散光を使用し、Filmのかき傷、ほこりの可視性の軽減
- 700W Xenon Lamp使用
- R,G,Bの独立したCCDセンサーを搭載
- HDTV/DTVとSDTV標準フォーマットをサポート
- SXGA(1280×1024)解像度でのData出力のモニタリング可能(LUT選択可能)
- 4K/2Kサイズ対応の6 Sector Processing(カラーコレクション:option)
- 4K/2Kサイズ対応のノイズリデューサー(option)


