各種ファイルをHD-SDI出力可能な1Uサイズのマルチフォーマットプレーヤ。XDCAM HDやP2HDといった各種MXFファイルをはじめ、映像制作で利用される主なファイル形式に対応。既存のベースバンドシステムの資産を有効活用しながら、ファイルベースシステムを構築する際に大いに利用可能。
各種ファイル形式の再生に対応
- 各種フォーマットに準拠した音声ファイルに対応
- 対応ファイルフォーマットはプラグイン形式で提供、今後も随時追加予定
- 各種ファイルはEthernet 経由で本体内のストレージ(SSD)に蓄積可能
- HD-SDI 出力を搭載、本体内に蓄積した各種ファイルをベースバンド信号として出力可能
- 複数のファイル形式が混在する環境下で、ベースバンドシステムとの接続が必要な場合に効果を発揮
- 音声はエンベデッド形式にて最大8チャネル出力に対応
コントロールソフトウェア
- コントロールソフトウェアはサムネイル表示により、登録されているクリップの内容を一目で確認可能(ファイルフォーマット、ファイル名、メタ情報、アイコンなど)
- Bメディアマネジメントシステム「MediaConcierge®」へ組込むことで、データベースを利用した素材管理、送出番組管理を備えたクリップサーバとして利用可能
- メタ情報はファイルフォーマットにより解釈が異なるため、統合表示はできません。
バンク登録用途/ファイル受け取り端末用途に最適
- 素材搬入時にファイルフォーマットを限定できないシステムでの運用に最適
- ベースバンドシステムでの継続したバンク運用が必要な際のファイル入力端末として活用が可能
- カムコーダ等で収録したメディアを各社ドライブ経由でMBP-100MP に転送、HD-SDI のベースバンド信号にて出力
- ノンリニアで編集/作成されたファイルをネットワーク経由でMBP-100MP に転送、HD-SDI のベースバンド信号にて出力
- MBPはタッチパネルモニタやマウス、キーボードなどでコントロール
- VTRコントローラを接続することにより、再生、停止、早送り、巻き戻しなどのトリックプレイにも対応(対応可能なファイルフォーマットに制限があります)
- GPI による外部トリガーにも対応
- ビデオ/ オーディオのプロセスアンプ・ゲインコントロールが可能
最先端のテクノロジを集約したハードウェア設計
- EIA 1U の小型サイズと振動に強い筐体構造により、持出し用途や車載利用に最適
- 専用ハードウェアのため、PC プラットフォーム製品と異なり電源スイッチ一つで起動と終了が可能
- 自社開発のハードウェアにより、安定した再生を実現
- 記録メディアにSSD を採用、振動に強く、安定した映像を提供
充実のインターフェース
- Ethernet:100BASE-TX/1000BASE-T対応イーサネットポートを搭載、高速ファイル転送に対応
- USB:USB2.0 規格に対応したUSB ポートを4 系統搭載(前面2、背面2)、外部ドライブの接続やキーボード/ マウスの接続が可能
- RS-422:外部コントローラを接続することで、VTRエミュレーションコマンドにて各種制御が可能
- GPI:システム構築時に便利なGPI端子を搭載、再生・停止の操作をGPI (3入力・3出力) にて制御可能
- VGA:PCディスプレイ端子を搭載、各種設定やコントロールソフトの利用、PC 画面上での映像プレビューが可能
オプション
- SSD容量追加 (128GB)
- VDCP の素材ID 選択機能
- 素材中のIN 点/OUT 点指定、部分再生機能
- 素材リスト編集(並び替え、表示ON/OFF ほか)
- バンク収録ソフト
ご注意
- 当機にはベースバンド入力機能はありません。
- ファイルフォーマットの変換機能はありません。
- シームレス再生、トリック再生が可能なファイルフォーマットには制限があります。