MULTI CODEC ARCHIVING RECORDER

LTO-6マルチコーデックビデオアーカイブレコーダ

LTR-200HS6

LTO-6ドライブとLTFSファイルシステムを搭載したマルチフォーマット対応ビデオアーカイブレコーダ。

LTR-200HS6は、LTO (Linear Tape Open)-6ドライブとLTFSファイルシステムを搭載したマルチフォーマット対応のビデオアーカイブレコーダです。SDI入出力を持ち、圧倒的な記録容量のLTO-5、LTO-6テープにMXFファイル形式で収録・再生することが可能です。収録・再生の際、複数の放送品質映像コーデックを用途に合わせて選択できます。LTOに記録されたMXFファイルはノンリニア編集システム等での利用も可能です。

VTRの保守期限が発表されている今、これまでVTRで収録・保管してきた膨大な映像をファイル化し、貴重な映像資産を後世に遺していく取り組みを始めていくことが重要です。LTR-200HS6にVTRを接続するだけで、過去に収録したVTRテープの内容をファイル化し、ファイルベースシステムで利用しやすい形で容易に継承することができます。

ワークフロー

LTOについて

LTO世代更新について

LTOは、2000年にLTO-1が発表されて以来、容量を増やし速度を上げる形で新しい世代の開発が続いています。LTOドライブは、2世代前までのLTOを読み込むことができ、1世代前までのLTOに書き込むことができます。LTO-6ドライブは、LTO-4※、LTO-5、LTO-6を読み込むことができ、LTO-5、LTO-6に書き込むことができます。メディアの長期保存の観点では、読み込みが可能なドライブが存在することが重要です。LTOはIT業界で幅広く使われていることもあり、新しい世代のドライブが発売されても古い世代のドライブはすぐには終売になりません。このため、長期間にわたり読み込むことが可能です。
(2015年11月時点でLTO-3ドライブが販売されていますので、このLTO-3ドライブの保守が可能な期間はLTO-1を読み込むことができます。IT製品の場合、通常5年間は保守が可能ですので、2000年のLTO-1は2020年かそれ以降まで読み込み可能です。)

  • LTO-4はLTFSに対応していないため、LTR-200HS6では対応していません。

選ばれる理由

1LTR 1台でアーカイブ業務を開始可能

LTR-200HS6 1台で、インジェスト、アーカイブ、再利用の一連の流れを実現します。大規模なシステムを構築する必要がなく、システムインテグレーション費用の削減が可能。万一の故障の際には機材を交換して対応できるなど、システム運用に必要な運用保守も軽減。中小規模のアーカイブ業務のためのビデオ入出力機能、LTO読み書き機能を一台で提供します。

2LTOによる長時間記録、高信頼性、汎用性の提供

圧倒的な大容量(LTO-6の場合、50Mbpsで最大80時間収録可能)かつコンパクトなメディアのため、従来のVTRテープより保存スペースを大幅に削減できます。
またLTOはオープン規格であり、高い汎用性があります。継続性、保存性も高く、長期保存メディアに最適です。安全性も高く安価なので、素材交換メディアとしても活用いただけます。

3マルチコーデック対応

LTR-200HS6はさまざまなコーデックに対応しました。お客様の用途に合わせて使用するコーデックを選択していただくことが可能です。ファイルは基本的にMXFファイル形式でLTOに書き込まれます(Apple ProRes 422の場合、QuickTime(MOV)ファイルで書き込み)。多くのメーカにサポートされるオープン規格で保存することにより、さまざまな機器やソフトでも再生可能であることから、後世への映像資産継承に大きな役割を果たします。

4VTRのような使用感とコンパクトデザイン

VTRライクなフロントパネルを搭載。各種ボタン、Jog/Shuttle、液晶画面など操作性を重視したデザインを採用しました。RECボタンとPLAYボタンを押すだけで収録(インジェスト)が可能です。また(内蔵HDDにキャッシュされた範囲で)Jog/Shuttle操作や早送り、巻き戻しなどの操作がダイヤル操作だけで可能なので、今まで使い慣れたVTRに近い操作性を実感いただけます。またコンパクトな3RUハーフラックサイズで、設置スペースにも配慮しました。

5ワークフローの改善

MXFファイルは収録と並行してLTOに書き込まれ、収録終了後、直ちにLTOへの記録も終了します。またプロキシ映像ファイルも同時生成され、収録後すぐにLTOに書き込まれます。このため収録終了後すぐにLTOを持ち出すことができます。またLTOに記録されたMXFファイルを再生する際、MXFファイルの先頭を読み込んだ段階で即再生可能です。

6ビデオ機器でありながらIT機器の利便性を融合

収録時にプロキシ映像ファイル、サムネイルファイルをMXFファイルと同時に生成します。メタデータ入力など、ファイルベース運用に必要不可欠な要素を標準搭載しています。ファイルシステムLTFSの採用により、PCやサーバでLTO上のファイルの読み書きが可能です。FTPサーバ機能も搭載しているので、FTP経由でLTO上の任意のファイルを読み書きできます。ファイルサーバ感覚で使用することが可能です。

7素材の利活用が簡単

LTOテープ上のMXFファイルの指定範囲を切り出し、新たなMXFファイルとして出力するパーシャルリトリーブ機能を搭載しています。切り出したMXFファイルは、ノンリニア編集ソフト等での再利用が可能です。後述するLTRブラウザやLTS-MAMを使うとプロキシ映像を見ながら切り出すことができ、過去の素材を簡単に利活用可能です。

8映像品質とコンテンツの安全性を重視

MXF OP-1a、LTO、LTFSなどオープンテクノロジを採用し、映像素材の後世への継承を考慮しました。放送品質のビデオコーデックを搭載することで、高品質での映像記録が可能です。
LTOは、長期間ご使用いただける非常に安定したテープメディアです。またテープという使い慣れたメディアとしての安心感も同時にご提供いたします。
大切なデータを安全に書き込むためのチェック機能(Read While Write機能、書き込みと同時に書き込まれた内容を検証する機能)も備えています。

9LTRブラウザ

PCやMacからLTR-200HS6にマウントされているLTOにアクセスするためのリモートソフトウェア「LTRブラウザ」を用意しています(オプション)。ファイルの入出力、メタデータ付与・修正、プロキシ映像を見ながらのパーシャルリトリーブ指示が可能です。

10LTS-MAM

姉妹製品であるLTS-60にオプションの素材ファイル管理ソフトウェアLTS-MAMを搭載すると、LTR-200HS6で収録したLTOテープをLTS-MAMに登録し、メタデータで検索したりプロキシ映像ファイルを再生したりすることができます。過去のVTR映像資産はLTR-200HS6でファイル化し、これからのファイルベース映像はLTS-60でLTOに書き込むことで、LTS-MAMで一括して管理することができます。

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