放送局をはじめ、数多くの導入実績を誇るハイビジョン編集システムとして、確固たる地位を築き上げてきたHDWSシリーズ。最新モデルである「HDWS 3G/3G ELITE」は、高いリアルタイム性能の更なる向上、筺体デザインとラインナップの一新など、大きな進化を遂げました。
新しいHDWSシリーズのラインナップは「HDWS 3G」と「HDWS 3G ELITE」の2モデルです。「HDWS 3G」は、H/T*1により最大12スレッド使用可能な6コアプロセッサ、高速なデータドライブ、3G/HD/SD-SDIの入出力、メディアスロットなどに加え、優れたデザイン性、高いメンテナンス性、安定した業務に必要な保守性を兼ね備えた編集システムです。
「HDWS 3G ELITE」は「HDWS 3G」の上位モデルにあたり、H/T*1により最大24スレッド使用可能な12コアのプロセッサ、RAID50システム、システム・電源のリダンダント構成といった、サーバー機器並みのスピードと冗長性を持ち、新デザインのマルチI/Oプロセッサーも付属しています。速度・機能・安全性と全てを兼ね備えた「HDWS 3G ELITE」は、HDWSシリーズの最高傑作です。
HDWS 3G / 3G ELITE の機能比較
| モデル名 | 3G | 3G ELITE |
|---|---|---|
| CPU | 6コア (12スレッド H/T*1) (1CPU) | 12コア (24スレッド H/T*1) (2CPU) |
| データドライブ容量 | 1TB (500GB x2) | 2.7TB (500GB x8) |
| RAID構成 | RAID0 | RAID50 |
| メモリ | 3GB | 6GB |
| マルチI/Oプロセッサ | — | ◯ |
| システム二重化 | — | ◯ |
| リダンダント電源 | — | ◯ |
| 電源ユニット監視機能 | — | ◯ |
| メディアスロット | ◯ | ◯ |
| ブルーレイドライブ | ◯ | ◯ |
| 3G/HD/SD-SDI入出力 | ◯ | ◯ |
| ベースバンドMXFキャプチャ | ◯*2 | ◯*3 |
- 1 Hyper-Threading
- 2 XDCAM HD互換、XDCAM EX互換、AVC-Intra 50 に対応
- 3 XDCAM HD422互換、XDCAM HD互換、XDCAM EX互換、AVC-Intra 100/50 に対応
主な特長
- H/T (Hyper-Threading) により最大12スレッド使用可能な6コアのプロセッサを搭載した新世代ノンリニア編集システム「HDWS 3G」
- H/Tにより最大24スレッド使用可能な12コアのプロセッサ、RAID50、電源とシステムのリダンダント構成を備え、マルチI/Oプロセッサが付属する上位モデル「HDWS 3G ELITE」
- 3G/HD/SD-SDIの入出力に対応
- 超強力な冷却性能と優れたメンテナンス性を両立したオリジナル筺体
- 様々なフォーマットのリアルタイムネイティブ編集が可能
- 「EDIUS 6 Broadcast」での快適な編集が可能
- 最新のMXFテープレスメディアを含む、あらゆる映像フォーマットに対応
- プロキシ編集に対応
- 10bit対応のGrass Valley HQX Codec
- 「EDIUS Workgroup Server」のクライアントとして、ネットワーク編集システムを構築可能
- 豊富なオプションに対応
朋栄製キャラクタジェネレータシステムとのシームレス連携(オプション)
グラスバレー社製ノンリニア編集ソフトウェアEDIUS6上でVWSテロップの編集が可能となりました。EDIUSのタイムライン上へドラッグ&ドロップで動きのついたVWSテロップをそのまま配置可能なほか、タイムライン上に配置したテロップ素材をダブルクリックするだけでTelopStationの入力ソフトウェアが起動し、テロップを修正、即座に反映することができます。テロップの編集時にもEDIUSのタイムライン上にある映像が背景画像として表示されることから、テロップの位置調整なども容易に実現。ノンリニア編集システムとのシームレスな連携を実現しました。
- グラスバレー社製ノンリニア編集ソフトウェアEDIUS6ならびにVWS新バージョンとの連携になります。以前のバージョンでは対応しておりません。


