販売終了品

ビデオライタ

FVW-500HS

映像に対し、フリーハンドでの描画や、オブジェクトや画像ファイルの配置が可能なビデオライタシステム。タッチパネルディスプレイとの組み合わせにより、直感的な操作環境を提供。

キー出力およびDSK機能を装備しているため、放送システムへの組み込みも容易です。スポーツ中継におけるリプレイ解説、天気予報やニュース番組での使用のほか、教材制作、医療など様々な現場に対し、最高のフリーハンドツールを提供します。

各種ボタンはフリーアサイン

メイン画面に配置するドローツールボタンと背景ボタンを自由にアサインすることができます。ドローツールにはライン、スポットライト、サークル、オブジェクト、ムービー (アニメーション) などのボタン種があり、必要なボタンを画面上部に自由に配置することができます。それぞれのボタンには、あらかじめ色や形状などの各種設定を記憶しておくことができます。 また、背景ボタンにはスチルストアのように任意の静止画像を登録できます。こちらも、ドローツール同様に、画面下部に自由に配置することができます。

直線/円/フリーハンド描画が可能

直線や円、フリーハンドの描画が可能です。フリーアサイン可能なドローツールボタンに対して直線ツールや円ツール、フリーハンドツールを登録できます。線の色や太さ、エッジ、形状の異なるツールをボタンとして複数登録しておくこともできます。描画するには、ツールボタンを選択し、描画エリアにマウスまたは指で描画するだけです。描画された線は別レイヤーで保持されていますので、描画した後も、ひとつひとつのオブジェクトを個別に扱うことが可能です。位置の移動やオブジェクトの削除などの動作も個別に行うことができます。

スポットライト効果が可能

映像の一部を強調するために、スポットライト表現が可能です。ドローツールにスポットライトボタンを登録し利用します。スポットライト効果のサイズや境界のぼかし、マスク色などの設定が可能です。スポットライト効果の追加は、ツールボタンを選択し、描画エリアにマウスまたは指で線を描画するだけです。スポットライトは別レイヤーで保持されていますので、追加後もオブジェクトとして個別に扱うことが可能です。位置の移動やオブジェクトの削除などの動作も個別に行うことができます。

画像貼付け機能

直線やフリーハンドなどの自由描画機能以外に、画像ファイルをオブジェクトとして画面内に配置することが可能です。他のツール同様にオブジェクトツールをボタンとして登録することで利用できます。オブジェクトとして配置する画像のサイズは設定画面で自由に変更できます。画像を貼り付けるには、ツールボタンを選択し、描画エリアにマウスまたは指でクリックして画像を配置するだけです。画像はオブジェクトとして個別に扱うことが可能です。位置の移動や削除などの動作も個別に行うことができます。

動画貼付け機能

静止画オブジェクトの配置以外にも、連番ファイルによるアニメーションをオブジェクトとして登録することが可能です。ソフト上であらかじめ連番ファイルを動画ファイルに変換して利用します。動画も位置の移動、削除などの動作を個別に行うことができます。動画の再生設定には、通常の再生、ループ再生のほか、動画を再生するときに前に再生された動画を同時に逆再生するオートリバース設定があります。この機能を活用すれば、ニュース項目の選択時など、注目させたいオブジェクトのみを目立たせることができます。

プロパティの変更

ドローツールに配置した各ボタンの設定はプロパティボタンで行います。配置したオブジェクトの設定はMODIFYボタンで行います。

アンドゥ機能

アンドゥ機能を搭載しています。描き間違いなどの際に、描画エリアをひとつ前の状態に戻すことができます。

DSK ON/OFF

DSK (合成) 機能を搭載。DSKのON/OFFボタンにより、描画した内容 (オブジェクト) を出力する/しないの選択ができます。これにより、DSK ONの場合は、描いた内容が即座に出力されますが、DSK OFFの場合は、DSKをONにするまで、描いた内容は出力されません。ボタンひとつでリアルタイム描画が必要な場合と、事前の仕込みが必要な場合を区別して使用することが可能です。

キー出力

FVW-500HSは個別にキー出力を装備。映像と合成する前の状態をフィルとキー別々に出力することができます。これにより、ビデオスイッチャ上での映像合成など、放送システムへの組み込みも可能です。また、2系統ある出力のうち、OUT 2 を MIX に設定することでプレビュー用として使用することも可能です。

最先端のテクノロジを集約したハードウェア設計

専用ハードウェアのため、PCプラットフォーム製品と異なり電源スイッチ一つで起動と終了が可能