FT-ONE-S（暫定版）

抜群の機動性で、この瞬間をつかまえる

4Kでスーパースロー撮影を可能にすることで、かつてない映像表現を切り開いたFT-ONEから新モデルが登場。カメラヘッドを分離、撮影スタイルが自由に選べるようになったことで、スポーツ中継などでこれまでは難しかった位置や角度からの撮影が可能に。FT-ONEの強みである4K解像度でのスーパースロー撮影と、機動性に優れた撮影方式の融合が、あなたを未知なる表現領域へと導きます。

扱いやすくなったカメラヘッド

FT-ONEをひとまわりコンパクトにしたカメラヘッド（180mm × 210mm × 325mm）は、8.5kg まで軽量化に成功しながらも、光伝送ならびにインカム接続など多くの機能を内蔵しています。取り回しに優れたカメラヘッドは、大型カメラを持ち込めないロケーションでの撮影も可能にし、映像表現の幅を限りなく広げます。

多彩なライブシーンで機動力を発揮

カメラヘッドとベースステーションは、中継現場で一般的に使用される光カメラケーブルで接続することで、最長1 kmもの行動半径を確保しました。

4K 解像度で最大500コマ／秒の高速度撮影

FT-ONEで身近になった高速度撮影に機動性をプラスすることで、瞬間体験の感動がますます広がります。

スーパー35mmセンサ

ドラマや映画で体験する奥行き感のある映像をライブ中継で実現。2/3インチイメージセンサを搭載したHDカメラでは表現できなかった臨場感を実現することで、見慣れた映像が感動映像に生まれ変わります。

12軸色補正機能

ビデオ出力部には、一般的なR/G/B三原色による色補正の枠を超えて12軸カラーコレクション機能を搭載。12軸それぞれで色相と彩度の調整が可能なため、ある特定の色だけを調整することができます。中継現場でシーン間の色合わせや、異なるカメラで撮影した映像どうしの色味の調整が容易です。

ベースステーション

中継現場や中継車への設置に適した堅牢なハードウエア構成のベースステーションは、コントロール用PCの接続も不要で信頼性と安定性に優れています。中継現場で求められる、タリー機能、リターン入出力、インカム機能などを搭載し、カメラヘッドへの電源供給から映像受信、スーパースロー映像の制御までこなす中継システムの中核として活躍します。