展示会情報
第10回 関西放送機器展 出展概要
朋栄・VGIが共同出展し、機能統合型ライブ制作ソリューション、クラウド関連サービスなどを紹介
2025年6月23日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1
株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区)とビジュアル・グラフィックス株式会社(代表取締役社長:清原康弘、本社:東京都渋谷区)は、来る2025年7月2日(水)・3日(木)の2日間開催される「第10回 関西放送機器展」(於:大阪南港ATCホール、主催:関西放送機器展実行委員会)に共同出展し、製品/ソリューションの展示をいたします。主な出展製品は、次のとおりです。
■朋栄製品エリア
● 機能統合型ライブ制作ソリューション FOR-A IMPULSE®
幅広い朋栄製品の機能をソフトウェア化して共有プラットフォームに集約し、柔軟なシステム構築と運用を実現するソフトウェアベース機能統合型ライブ制作ソリューション。ソフトウェア化した機能はNodeと定義され、これらのNodeを繋ぎ合わせることで、処理パイプラインを構築し、柔軟かつ自由度の高いシステムと運用を実現します。
導入時は必要最低限のNodeで構築し、拡張が必要になった際には期間限定でNodeを追加、不要になれば縮小するなど、スケーラビリティの高い運用が可能。その時々の運用や必要性に応じて機器/機能/人的リソースを効率的に活用できるため、手間と時間を削減し、高いコストパフォーマンスを実現します。
また、バックアップやメンテナンスに必要な機材を一本化することで、技術者の負担軽減にも貢献。直感的に操作できるFOR-A IMPULSEシステムは、高度な専門知識がなくても運用可能です。ライセンス管理やサービスサポートなど、安定した運用を支えるサポート体制も充実しています。
● ビデオスイッチャー HVS-Q12
12G-SDI、NDI、Danteオーディオ対応の新ビデオスイッチャー HVS-Q12。HDで60入力32出力(HDMI2系統を含む)まで拡張可能、イベントメモリーやシーケンス、マクロ、ユーザーボタン、外部制御用GPIなど、これまでのHANABIシリーズで定評ある機能を継承しつつ、HDR/SDR変換やアップ/ダウンコンバーター、内蔵マルチビューワーなどの機能拡張にも対応。さらに、Web-GUIは、これまでのHVSシリーズを継承しながら操作性を改善するとともにデザインを刷新。より直感的な操作が可能。
● 小型モバイルトランスミッター Dejero EnGo 265
H.265またはH.264ビデオを生成し、複数のIPネットワークを活用して伝送。厳しいネットワーク条件下でも、低遅延で優れた画質を確実に配信。ニュース報道をはじめ、スポーツ報道、ライブイベント中継など、中継現場、移動中を問わずに活用可能(カナダDejero社)。
■ビジュアル・グラフィックス(VGI)関連エリア
● SaaS型メディアマネージメントサービス VGI Mass
プロダクション・ポストプロダクションや放送局をはじめ、さまざまな用途で映像制作や活用を行う企業やコンテンツホルダーなど、幅広いユーザーに向けて映像制作に最適化したアセットマネージメントとコラボレーション機能、ファイル共有サービスをSaaSプラットフォームで実現。
● クラウドストレージサービス Wasabi
圧倒的な低価格とハイパフォーマンスを両立したクラウドオブジェクトストレージ「Wasabi」。Amazon S3 と互換性があり、高い信頼性とセキュリティを確保。データバックアップ&リカバリーやアーカイブといった活用方法はもちろん、書き込み・読み込み速度も高速性を活かし、動画編集のクラウド対応プライマリーストレージとして利用することが可能。使い慣れた映像制作アプリケーションとのクラウドシステムインテグレーションが可能。
● 共有用編集ストレージ EditShare
全世界で4500システムを超えるEditShare EFS Storageに、さらなるパワー、スピード、そして比類なきパフォーマンスと圧倒的なコストパフォーマンスを両立した”Ultimate EFS”シリーズが登場。より最適化された高い帯域幅を持ち、TCP/IP 負荷をすべてのNodeに負荷分散。汎用NAS とは異なる、真のプロダクションサーバー。
● MPCV/ALBA e Medico
アプリケーションおよびドライバーソフトウェアを編集に最適な状態に設定、100項目以上に及ぶOS、アプリケーション、ドライバーのチューニングを実施したVGIオリジナルWS”MPCV”とXDCAM MPEG HD422フォーマットの動画ファイルに対してVTR機器を使用しないインサート編集を可能にしたアプリケーション ”ALBA e Medico”を紹介。