真っ暗なスタジオが1秒でオンエアへ

英国のDigital Garage社は、機材の統合制御プラットフォーム「Buttons」と「Stream Deck Studio」を導入し、プロ仕様のポッドキャストスタジオのシンプルな統合制御を実現しました。これにより、照明やカメラなど25の動作をボタン一つで同時起動でき、専門知識がない出演者でも1人でセルフ運用が可能です。複雑な操作や準備時間を排除することで、個人から企業まで誰でも効率よく使える環境を構築し、スタジオの稼働率と収益性の向上に貢献しています。
Buttonsが実現する、プロ仕様ポッドキャストスタジオのシンプル運用
ポッドキャストは、人と人との自然な会話をそのまま届ける、非常にダイレクトなコミュニケーション手段です。その裏側にある技術も、同じようにシンプルであることが求められています。 Bitfocusの制御プラットフォーム「Buttons」は、高品質な映像・音声制作に対応できるプロフェッショナルな機能を備えながら、専門的な知識を持たない出演者やホストでも、席に座ってボタンを押すだけで収録を開始できます。
今回、英国を拠点にグローバルに活動するシステムインテグレーター Digital Garage社は、「スタジオに入って、座って、ボタンを押すだけで収録が始まる」ポッドキャストスタジオを目指し、Buttonsを導入。個人のコンテンツクリエイターの番組から、企業の広報・社内コミュニケーション、さらに商用スタジオの高回転運用まで、誰でも迷わず、効率よく使える制作環境を実現しました。
Digital Garage社のソリューションスペシャリストであるJason Hoad氏は、次のように語っています。「私たちのお客様は、ポッドキャストスタジオを日常的に利用する方々、あるいはスタジオを運営し、準備時間を短縮して収益性を高めたい方々です。Buttonsのボタンを1つ押すだけで、カメラ、照明、マイク、録画がすべて同時に起動する。これ以上ないほどシンプルな操作性を実現できました。さらに、1人で運用する場合、出演者席からカメラのフレーミングまで調整できることは非常に大きなメリットです。また、スタジオオーナーにとっては、セッション間の準備時間を短縮できるため、より多くの収録をこなせるようになります。結果としてスタジオの稼働率と収益性の向上にもつながります」
ハードウェアに依存しない自動化

このシンプルなスタジオ運用を実現するために、Digital Garage社が選んだのが、Bitfocusの制御プラットフォーム「Buttons」です。 Buttonsは、特定のメーカーや機器に依存しない、柔軟な制御プラットフォームです。カメラ、照明、マイク、録画機器など、スタジオ内のさまざまな機器を連携させ、あらかじめ設定したワークフローやプリセットに沿ってまとめて制御できます。 そのため本番時には、複雑な操作をする必要はありません。必要な操作は最小限。ボタンを押すだけで、スタジオ全体が収録に向けて自動的に動き出します。
Buttonsは、Elgato Stream Deck Studioとも連携します。Stream Deck Studioのボタンには、それぞれの機能や状態がわかりやすく表示されます。そのため、出演者やオペレーターは、目の前のパネルを数回押すだけで、スタジオのセットアップから収録開始までをスムーズに行えます。
Digital Garage社のデザインマネージャーであるTom Gill氏は、次のように述べています。「Buttonsは、スタジオ内のあらゆるハードウェアを制御します。個々の機器を1つずつ操作する専門知識がなくても、放送レベルの品質でコンテンツ制作を行えるようにするものです」
1つのボタンで、1秒後に本番開始

Buttonsの大きな特長は、複数の操作を1つのボタンにまとめられることです。Gill氏は、次のように説明しています。「一番わかりやすい例が『Go』ボタンです。このボタンを1つ押すだけで、その裏側では25個もの動作が一斉に実行されます。たとえば、照明がつき、カメラが起動し、マイクが有効になり、録画もスタートします。つまり、さっきまで真っ暗で、機材もすべてオフだったスタジオが、ボタンを押してわずか1秒で、ポッドキャストを収録できる状態になります。出演者は難しい操作を覚える必要がありません。ただ座って、ボタンを押して、話し始めるだけです」
Buttonsは750以上の外部機器・システムとの接続ライブラリを備えており、カメラ、照明、マイク、録画機器、オーディオ機器など、スタジオに必要なさまざまな機器を統合的に制御できます。 そのため、Digital Garage社のようなシステムインテグレーターは、ユーザーの目的に合わせて最適な機材を自由に選定し、それらをButtonsで一元的に管理・監視・制御することができます。
自動カメラスイッチングとの連携
Buttonsは、会話の流れに合わせてカメラアングルを自動的に切り替えるシステムとも連携できます。複数台のカメラを使ったポッドキャストでは、本来であれば収録後にシーンに合わせてカメラ映像を選択していく作業が必要になります。 しかし、会話の流れに合わせて収録中に適切なカメラへ自動で切り替えられれば、時間もコストもかかるポストプロダクション作業を大きく削減できます。
スタジオ運営者にとっても、このシンプルな操作性は大きなメリットです。収録セッション間の準備・切り替え時間を短縮できるため、より多くの収録を効率よくこなせるようになり、結果として少ない技術サポートでも高い稼働率を維持でき、スタジオの収益性向上につながります。
シンプルで効率的なスタジオ制御
最後に、Digital Garage社のGill氏は、目指すポッドキャストスタジオについて次のように語っています。
「私たちが目指しているのは、プロフェッショナルなカメラスイッチング、音声制御、照明、録画などを、最適な機器を組み合わせて実現するポッドキャストスタジオです。通常であれば、このような環境には制作卓や複数のオペレーターが必要になります。しかし、Buttonsを制御レイヤーとして導入することで、すべての機器をサーバールームに集約し、ポッドキャストデスクからスタジオ全体をセルフオペレーションできるようになります。
操作の主導権は、出演者自身の手の中にあります。開始するときはボタンを押す。終了するときも、別のボタンを押す。それだけで、シンプルに、確実に、直感的に運用できます」
- 本記事は、Bitfocus社から提供された内容を転載したものです。(2026年7月)
記事内容の提供元
Bitfocus社
WEB: https://bitfocus.io/
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