販売終了品

MXFクリップサーバ

MBP-120SX/125SX

ファイルベース時代に最適な一台

MBP-120SX/125SXは、HD/SD-SDI入出力、記録用のSSD(Solid State Drive)を搭載したコンパクトな1Uサイズのクリップサーバです。SONY XDCAM/XDCAM HD/XDCAM HD422互換のMXFファイルの記録・再生機能を搭載し、ギガビットイーサネットを利用したクリップの転送や保存が可能です。インジェストやV素材送出、さらにはAPCを利用した番組送出など、様々な用途に対して高い汎用性と信頼性をご提供します。

2 モデルラインナップ

モデル名 MBP-120SX MBP-125SX
ファイル形式 SONY XDCAM/XDCAM HD/XDCAM HD422互換
MPEG HD422、MPEG HD、MPEG IMX
ビデオ HD/SD-SDI:1入力1出力 HD/SD-SDI:1入力4出力
※出力3、4はタイムコード表示が可能
オーディオ エンベデッドオーディオ:8チャネル エンベデッドオーディオ:8チャネルおよびAES入出力(各8ch)
タイムコード SMPTE RP188 ANC SMPTE RP188 ANCおよびLTC入出力
SSD 240 GB/480 GBから選択
主な用途 ・インジェスト
・V素材送出
・番組自動送出

映像信号とMXF ファイルの相互変換が可能

  • HD/SD-SDI 入出力を搭載し、ベースバンド信号とMXFファイルの相互変換に対応(インジェスト用途)
  • 映像の記録・再生中もネットワーク経由でクリップの追加が可能、ディスクやメディアの入れ替え時間が必要なく、シームレスな運用が可能
  • 外部XDCAMドライブからのダイレクト送出に対応
  • 最大8チャネルのエンベデッドオーディオに対応

最先端のテクノロジーを集約したハードウェア設計

  • わずか1Uのコンパクトサイズと振動に強い筐体構造により、持ち出し用途や車載利用に最適
  • 専用ハードウェアのため、PCプラットフォーム製品と異なり電源スイッチ一つで起動と終了が可能
  • 自社開発のハードウェアにより、映像のリアルタイム記録と安定した再生を実現
  • 記録メディアにSSDを採用、振動に強く、安定した映像を提供

コントロールソフトウェア

  • メディアマネジメントシステム「MediaConcierge®」へ組み込むことで、データベースを利用した素材管理、送出番組管理を備えたクリップサーバとして利用可能
  • コントロールソフトウェアを標準搭載、本体にマウスやPCモニタ/タッチパネル等を接続することで、単独での操作が可能
  • 登録されているクリップの内容がコントロールソフトウェアにサムネイル表示されるため、一目で確認可能
  • 単独での操作のほか、リモートコントロールソフトウェアをPCへインストールすることで、ネットワーク接続での遠隔操作に対応(オプション)
  • 送出順のリスト管理や複数リストでの送出管理に対応した拡張ソフトウェアを用意(オプション)

充実のインターフェース

  • Ethernet:100Base-TX/1000Base-T 対応イーサネットポートを搭載、高速ファイル転送に対応
  • USB:USB3.0 対応ポートを2 系統(背面)、USB 2.0 対応ポートを2 系統(前面)搭載、外部XDCAMドライブやキーボード/マウスの接続が可能
  • RS-422:外部コントローラを接続することで、VTRエミュレーションコマンドにて各種制御が可能
  • GPI:システム構築時に便利なGPI 端子(3 入力・3 出力)を搭載、再生・停止の操作をGPIにて制御可能
  • DVI-I:PCモニタ端子を搭載、各種設定やコントロールソフトウェアの利用が可能

アプリケーション例

インジェスト(取り込み)用途

  • ノンリニアで編集/作成された素材は共通のNASに蓄積
  • 番組自動送出システムで指定されたNAS上のMXFファイルをネットワーク経由で複数のMBPに転送
  • MBPは番組自動送出システムの進行に従い映像を出力
  • 送出用サーバを設けずに、複数のMBPを組み合わせることで簡易送出システムを構築可能
  • 3台のMBP-125SX(240GBモデル)構成により、中規模送出システムを実現(MBP-125SX 240GB:16時間収録@25Mbps)

番組自動送出用途(MBP をビデオサーバとして利用の場合)

  • ノンリニアで編集/作成された素材は共通のNASに蓄積
  • 番組自動送出システムで指定されたNAS上のMXFファイルをネットワーク経由で複数のMBPに転送
  • MBPは番組自動送出システムの進行に従い映像を出力
  • 送出用サーバを設けずに、複数のMBPを組み合わせることで簡易送出システムを構築可能
  • 3台のMBP-125SX(240GBモデル)構成により、中規模送出システムを実現(MBP-125SX 240GB:16時間収録@25Mbps)

番組自動送出用途(MBP をビデオサーバとして利用の場合)

  • ノンリニアで編集/作成された素材は共通のNASに蓄積
  • 番組自動送出システムで指定されたNAS上のMXFファイルをネットワーク経由でビデオサーバへ転送
  • ビデオサーバに保存されたMXFファイルを複数のMBPから送出可能
  • ビデオサーバに保存されたMXFファイルをMBPにコピーしながら追いかけ再生が可能
  • MBPではフラッシュメモリタイプを採用することで安定した送出環境を提供

V素材送出イメージ (タッチパネル送出) V素材送出イメージ (プレイリスト送出) リスト管理イメージ(オプション)