瞬間を連続して切り取っていくための課題


FT-ONE-LSのイメージセンサ

1秒間に数100フレームを撮影していくハイスピード撮影。これは、1フレーム撮影するためのシャッタースピードが1/数100になることを意味します。このような高速シャッタースピードを使用しながら適正露出を得ることは、真夏の屋外であれば容易でも、屋内照明下では困難になってきます。研究開発などで単独で利用する場合は、現象を撮影するために照明を増やすことも可能ですが、マルチカメラ運用をしているライブシーンの撮影において、高速度カメラだけのために照明を追加するということは難しくなります。通常の照明下でもハイスピード撮影を可能にするイメージセンサの高感度化が不可欠になります。

さらに、マルチカメラ運用と混在させてもハイスピード撮影できる工夫も必要になってきます。朋栄の最新高速度カメラFT-ONE-LSでは、ライブシーンの撮影でハイスピード撮影を混在させることを考慮しています。これまでのFT-ONEシリーズは、秒500フレームの撮影を実現させるために、レンズサイズが大きく明るいPLレンズを推奨してきました。ライブシーン撮影の運用には、高価で大きく重いPLレンズを組み合わせるのではなく、コンパクトなB4マウントレンズも使用可能にしました。レンズサイズが小さくなることで、そのぶん光量不足を生じやすくなるため、より高感度化を進めています。


FT-ONE-LSはB4マウント変換アダプタで
B4マウントレンズも常用可能に

一般的に、イメージセンサが高感度になるほど、ノイズの発生も避けられなくなります。低照度化の暗電流におけるダークショットノイズや、熱雑音や出力アンプなどに起因する電気的なリードアウトノイズなど、さまざまなノイズによる画質悪化があります。こうしたノイズの発生を抑え、ノイズリダクション回路を通すことで、ハイスピード撮影においても通常撮影と変わらないクリアな映像を得ることができるようになりました。

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