HVS-2000

主な特長

3M/E機能など大幅な機能向上を実現するオプション群が登場!

HVS-2000ME : 3M/E拡張カードオプション

HVS-2000の3M/E運用を可能にするための拡張カード。
より多くのM/E列を活用したいという要望に応え、内蔵マルチビューワー機能部分と拡張カードが連携することで3M/E機能を実現しました。3M/E仕様では内蔵マルチビューワー機能が使用できなくなるため、3M/E運用でマルチビューワーを使用するにはMV-4200/MV-1200と組み合わせる必要があります。

HVS-2000-2SI : 4K 2SI入出力対応ソフトウェアオプション

4K 2SI(2 Sample Interleave)信号の取り扱いを可能にするソフトウェアオプション。
HVS-2000標準での4K対応は4K SQD(Square Division)信号入出力だけですが、このオプションを使用することにより2SI信号入出力に対応します。

HVS-2000DVE-EX : 3D DVE拡張カードオプション

4Kモードで3D DVEを利用可能にする拡張カード。
HVS-2000本体に内蔵されている2M/Eカードに実装することで、4Kモードでも3D DVEを扱えるようになります。HVS-2000-2SIソフトウェアオプションと組み合わせることで、世界で初めて* 4K 2SI入出力においても3D DVEが利用できるビデオスイッチャー環境を実現しました。(*2016年3月現在、当社調べ)

ブロック図

FLEXaKEY

柔軟なアサイン変更が可能なDSKとして、FLEXaKEYという名称のDSK相当のキーヤーを独立して4系統搭載しています。M/E2を 8キーヤーとしたり、AUXバス4系統に別々のキーイングを行うなどの変更が簡単にでき、演出やシステムの幅を広げることが可能です。

  • 4系統のFLEXaKEYはM/E1、M/E2、AUXへフリーアサイン可能
  • M/E2では最大8キーヤー(4キー+ 4FLEXaKEY)の合成が可能
  • AUXバス上でP-in-P表示や、MELiteを使用してアップストリームキーとすることも可能
  • FLEXaKEYを応用することで、複数のモニターをつなげたビデオウォール(マルチモニター)もHVS-2000だけで実現

MELite

AUXトランジション機能をさらに進化させたMELite。AUXバス2つを連動させることで、AUXトランジションを実行させる前のプレビューが確認可能となり、AUX出力をPGM/PREVと同等に扱うことができます。MELiteにFLEXaKEYを1つずつアサインすることで標準の2M/Eに加え、M/E相当の列をさらに4つ利用することが可能となり、2M/Eスイッチャーでありながら6M/E相当の演出を実現。演出の幅を広げるとともに安全な映像切り替えを実現します。

  • AUX 2系統を使用して、プレビューを確認しながらトランジション(カット、ミックス、ワイプ)の適用やキーイングが可能
  • M/E列の後段にも前段にも配置可能なため、より高度な演出用の列として使用が可能
  • MELiteを素材列または送出列として3列の運用システムを構築可能、簡易3M/Eスイッチャーとしての運用を実現
  • 再撮向け映像として使用すれば、単なる映像切り替えに留まらない演出が可能

活用方法の例

  • 6M/Eビデオスイッチャー

    2M/E + 4 MELite(with FLEXaKEY)アーキテクチャーによる6M/E相当の機能を搭載

  • 再撮用途

    MELiteの4出力を使用することにより、M/Eの運用とは全く独立して、トランジション、キーイングが可能なビデオウォール出力を得ることが可能です。スタジオの再撮向けとしての利用やイベント会場での大型スクリーン向けの出力として活用することができます。

  • マルチプログラム運用

    小型コントロールパネルを追加し、MELiteを操作することで、メインのコントロールパネルで演出したLINE出力とは別の独立した出力系統を得ることが可能です。場内モニター向けや別系統の配信向けなどに別オペレーターが別のプログラム出力を操作する際に活用できます。

  • 2M/Eスイッチャー×2

    MELite + M/Eをペアとすることで、1台の本体でありながら簡易2M/Eスイッチャー2台分として使用することもでます。同タイプのコントロールパネルを2台接続し、MVをそれぞれ2系統ずつ使用して同じ環境を2セット準備するような環境構築も可能です。

  • ワンマンオペレーション

    M/Eの出力をMELiteで受けることにより、それぞれの出力先へ別のテロップを合成した配信も可能です。本線、送り出し、収録、ネット配信など、出力先に応じてテロップを使い分ける演出もできます。テロップの切り替えについても、バスリンク機能、マクロ機能、GPI I/O などで連動させることが可能なため、複数の出力先がある場合でもワンマンオペレーションを可能にしています。

  • 簡易3M/Eスイッチャー

    MELiteを最終段に配置することで、2.5M/E以上の演出も可能となります。多数のP-in-Pを有する画面同士の切り替えのような、M/E1, M/E2を使用した高度な合成画面の乗り移りをしたい場合でも、最終段のMELiteを使ってCG WIPEを使用しながら切り替えるといった演出を簡単に実現します。ニュース、対談、コンサートにスポーツなどの演出においても、通常の2M/Eスイッチャーでは行えないP-in-P間の切り替えが簡単な操作で実現。

  • 素材列として利用

    MELiteは素材として使用することもできます。単純にM/EのBKGDで選択するだけでも、簡易3M/Eのとして演出が可能となります。また、M/EのキーヤーをP-in-Pとして使用する際に選択すれば、トランジションが可能なP-in-Pを独立して4つ同時にM/E列に合成することも可能です。

  • OTCシステム

    朋栄製OTC(OTC-1000)との連携機能を有しています。OTC-1000からTAKEボタンを押すだけでMIX、DVEワイプ、スーパー、クロマキーなどの動作が可能で、ワンマンオペレーションによる番組制作を実現します。MELiteを使用することで、OTC運用中であっても、裏送り素材にスーパーをインポーズすることやワイプ効果をつけることも可能となっています。

  • バーチャルシステムとの接続

    バーチャルシステムとの接続の際にも、ビデオウォール向けにMELite列を使用することで、高度なバーチャルウォール素材の提供が可能です。バーチャルウォールの中でのトランジションやキーイング、複数P-in-Pを行った映像をバーチャルウォール素材として渡すことで、高画質のP-in-P映像をバーチャルウォールとして表現できます。

ONStage™

コントロールパネル上でMELite™に対してM/E列と同等の操作が可能です。手元にあるコントロールパネルのワンアクションの操作だけで、複数のMELiteを同時に、または個別に操作することが可能。ライブなどで、すべてのMELite出力を同時に、あるいは別々に切り替えることにより幅広い演出を実現します。

Midas Touch™

7インチのタッチパネルディスプレイGUI「MiniMenu™」をコントロールパネルに搭載。また外部ディスプレイ向けのポートも搭載。HDMIまたはVGA経由で外付けタッチパネルディスプレイを使い、外部に大型GUIを表示させることで、一覧表を見ながら各種設定が可能。より視認性にすぐれた操作を実現します。

P-MEM™

スイッチャー本体のある時点での全状態、またはM/EやMELite、AUXやスチル画像から必要な部分だけの保存、呼び出しが可能です。マクロからの呼び出しにも対応し、ボタン一つで驚くような効果を演出できます。

最大48入力/18出力 or 40入力/22出力に対応 (オプション)

標準24入力18出力、最大48入力18出力または40入力22出力まで拡張可能です。入出力の拡張スロットを6つ用意し、HVS-100と同じオプション基板を使用。HD/SD-SDIだけでなく、アナログコンポーネント、アナログコンポジット、HDMI、VGAなどの入出力拡張カードによりシステムに応じた拡張が可能です。 入力増設カードはオプションの6スロットすべてに合計6枚までインストールできます。出力増設カードはスロットに合計2枚までインストールが可能です。

4マルチビューワー
(標準:2、 最大:4、64ウィンドウ)

マルチビューワーを標準で2出力搭載。オプションの追加により4出力、64ウィンドウ表示まで拡張することが出来ます。分割パターンは、新たに13分割表示を加えて12種類から選択可能です。各出力には個別の分割パターン、表示映像のアサインができ、メインのオペレーターに加え、別のオペレーター向けにも最適なモニタリング環境を提供します。マルチビューワーの映像は、M/Eバスで素材として使用することも可能なため、キーヤーで少し凝った額縁を合成し16分割P-in-P素材を使用し演出の幅を広げることができます。

8キーヤー + 4 FLEXaKEY™

M/E2を 8キーヤーとしたり、AUXバス4系統に別々のキーイングを行うなどの変更が簡単に可能なため、演出やシステムの幅を広げることができます。例えば、AUXバスにアサインし、キーイングした映像を素材としてM/Eバスで使用することでアップストリームキーとしての使用が可能になります。 また、複数アサインしてDVEを付加すれば、複数P-in-P画像を1つに合成した素材を作り出すこともできます。

8 x 2.5D DVE/4 x 3D DVEs

各M/Eに4系統ずつ(合計8系統)2.5D DVEを搭載しています。PGM/PSTを含めフリーアサインで使用することができます。また、FLEXaKEYへのアサイン変更が可能なため、AUXバス上でのP-in-P演出も可能です。さらに各M/Eに2系統ずつ(合計4系統)の3D DVE(HVS-2000DVE)の追加が可能で、2.5D DVEと共に最大12系統のDVEを自由にバスにアサインして使用することができます。3D DVEでは、ページターン等のWarp効果や、CROPでP-in-Pの角を丸めることが可能なため、より作り込んだ印象を与える演出を簡単に実現することができます。

その他の特長

  • 各M/EにPGM、PREVに加え2系統のクリーン出力を搭載。KEYERの自由な合成が可能
  • RGBカラーボタン、7インチタッチパネルGUI付きコントロールパネル
  • FS、Proc Amp.、スチルストア(任意映像のキャプチャ機能)を全入力に搭載
  • 専用のスチルストア/クリップストアを標準で4系統搭載、1080時。900フレーム (1080i時約30秒) のメモリ内蔵。オプションにより6系統及び、1080時1800フレーム(1080i時約1分)へ拡張可能