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朋栄がエミー賞®(技術およびエンジニアリング部門)を受賞

2016年11月14日
株式会社朋栄
東京都渋谷区恵比寿3-8-1

株式会社朋栄(代表取締役社長:清原克明、本社:東京都渋谷区恵比寿)は11月14日、米国テレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts and Sciences、略称NATAS)から、即時リプレイとHD超の制作技術に関して貢献したことを評価され、2016年の技術およびエンジニアリング部門のエミー賞®を受賞したことをお知らせいたします。授賞式は、米国ラスベガスにて2017年1月7日(現地時間)に開催されます。

今回の受賞は、朋栄のほか、Evertz、EVSとの同時受賞となります。米国テレビ技術科学アカデミーは、その授賞理由について「Live Production Technology Beyond HD to Achieve Non-Interpolated Video for Instant Replay(即時リプレイ用にビデオ補完せずに生み出すHD超のライブ制作技術)」への貢献を挙げています。

弊社代表取締役社長の清原克明はエミー賞受賞について、次のように話しています。
「弊社が、テレビ業界で最高の栄誉であるエミー賞を受賞したことをとても嬉しく思います。即時リプレイとHD超の制作技術については、2012年にフル4K高速度カメラFT-ONEを発表したことから始まります。当時は、撮像エリアを狭くすることで高速撮影をするカメラが主流でしたが、これではテレビ番組やエンターテインメントで活用できる高品質な映像を得ることが難しく、大きな転換が必要だと感じ、未踏の開発に着手しました。FT-ONEの登場後、スポーツ中継をはじめ、様々な場面でスーパースロー映像が使用されるようになっています。映像制作の分野で新たな表現手法の一助となれたことを誇りに感じています。今後もさまざまなシーンで活用され、人々に大きな感動を与える映像をお届けできるよう、さらなる技術革新に邁進してまいります。」

FT-ONEの開発を担当しております朋栄 取締役 佐倉研究開発センター 研究開発・製造統括本部 研究開発本部 インカム開発部 部長の冨田光浩はエミー賞受賞の喜びを次のように話しました。
「過去28年以上にわたり、研究開発用や産業用のハイスピードカメラなどを開発してきました。今回は、ハイスピードでありながらも高解像度で高品質な映像を撮影するという最も難易度の高い目標を掲げ、それを具現化する技術を確立して製品化しました。これまでFT-ONEを活用いただいた方々に感謝するとともに、FT-ONEを通じエミー賞を受賞したことを喜びたいと思います。」

朋栄は、これからも映像制作の現場に必要な機能および画質をサポートする機器・ソリューションを提供してまいります。

FT-ONEについて

FT-ONEは、映画制作にも活用可能な世界初のフル4K高速度カメラとして2012年6月に発表しました。日本をはじめ、世界各国での数々の現場での撮影実績を経たのち、中継現場での利便性を考慮し、光システムケーブルへ対応したモデルFT-ONE-OPTを発表。さらに、カメラヘッドとベースステーションを分離し、現場運用の効率化を図ったFT-ONE-Sを発表しました。最新モデルのFT-ONE-LSでは、イメージセンサーの高感度化と高画質化を両立させ、B4マウントによる2/3インチ放送用レンズを使用した高速度撮影を実用域にまで広げることに成功。様々な環境下において、ハイスピード撮影をより身近なものとするべく技術革新を続けています。
朋栄は、FT-ONEの活用をサポートする技術として、4K切り出し装置ZE-ONEとフリッカーコレクタFC-ONEも開発しています。ZE-ONEは、2013年6月に初公開されたFT-ONEのフル4K映像からフルHD映像を切り出す装置で、切り出し時に、解像度変換が自動的に行われ、HD解像度よりも広い範囲であれば縮小し、狭い範囲であれば拡大します。FC-ONEは、ビデオ入力をするだけで自動的に照明が原因で発生するフリッカーをリアルタイムに補正する装置で、高速度カメラを用いてライブ中継する際に発生するちらつきを抑え、より鮮明な映像出力を可能にします。

エミー賞®について

エミー賞は、テレビの最優秀番組・俳優・プロデューサー・テレビ局などに対して贈られる賞で、米国テレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts and Sciences、略称 NATAS)によって1948年に創設されました。映画芸術科学アカデミーが表彰を行うアカデミー賞と並び、テレビ業界ではエミー賞が最高の栄誉とされています。
NATASは現在、「デイタイム」と呼ぶ日中の番組やスポーツ、ニュース、ビジネス、ドキュメンタリー番組を表彰しています。NATAS以外に2つの団体がエミー賞を主催しており、テレビ芸術科学アカデミー(The Academy of Television Arts & Sciences、略称ATAS)が「プライムタイム」と呼ばれる夜の時間帯に放送されるエンターテインメント色の強いドラマやコメディ番組などから表彰し、国際テレビ芸術科学アカデミー(The International Academy of Television Arts & Sciences)が米国外のすべての番組から表彰を行っています。これらの表彰とは別に、NATASにより、テレビ技術や科学技術の発展に寄与し、貢献の高かった企業・団体や個人への表彰として、「The Technology & Engineering Emmy Awards」が設けられました。

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